インターン生 活動報告19

Posted by nakane on 19th 3月 2014

愛知県農業総合試験場への視察に同行させていただきました。

はじめに3月12に発表された、果汁が少なくサラダやサンドイッチに加工しやすいという

トマト「試交10-2」を試食させていただきました。

トマトの食感であるドロドロとした感じが少なく、トマトが苦手な人でも食べられそうな気がしました。

その上甘くておいしかったです。

 

その後農業試験場概要説明をしていただき、中央研究棟の9階へ。

辺り一面が見晴らせるほど高く、試験場が一望できました。

 

その後、園芸研究部が試験研究されているトマトのビニールハウスへ案内していただきました。

ここではトマトをいかに長い期間育てるかを研究しているそうです。

例えば、活発に光合成させるために二酸化炭素濃度を高くしてみたり、

気孔が閉じてしまわないようにドライミストと呼ばれる細かい水をかけたりして実験を行っているそうです。

植物の研究というと、品種改良ばかりを予想していましたが、

このように環境についても実験を行っていることに気付かされました。

 

最後に作物研究部にて水稲の不耕起V溝直播栽培や

小麦の品種改良についてのレクチャーをしていただきました。

こちらで品種改良した小麦の手作りパンを頂きました。おいしかったです!

少し黄色みがかった小麦を作ったそうです。

中華めんがおいしく見える効果もあるそうです!

 

その後不耕起V溝直播栽培で使う不耕起V溝直播機を見せていただきました。

この機械を作ったのは岡崎市にある鋤柄農機株式会社だそうです。

今や全国に広まりつつあるこの栽培法と機械を作ったのが地元企業であることに驚くとともに嬉しく思いました。

 

インターン生・S

33月

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