避難所で大活躍
Posted by nakane on 14th 6月 2014
東日本大震災の避難所で、「くでじゅう」なるものが大活躍。
考案したのは、愛知の建具職人さん。
古いメモノートを見直していたら出てきましたので改めて紹介。
「くでじゅう」を漢字で書くと、「組手什」。
両側に切込みが入った平板です。
「組手」は、障子の枠などの組み木。
「什」は、ロッカーなどを指す什器(じゅうき)。
会社の備品台帳を整理する時ぐらいにしか聞かない什器と言う言葉ですが、
人を+(プラス=つなぐ)という想いからこの名前にされたのだそうです。
組み合わせると、クギいらずで椅子や棚ができます。
避難所では、間じきりと収納との一石二鳥でとても役に立ったとのこと。
組手什の材料は、間伐材や製材の端材など。
ライセンスを無しにされているので、どの地域でも取り組みができます。
林業・森林の保全、防災、日常のDIY家具・・・
普段から使っているものが、自然といろんな役に立っている環境づくりが理想です。
66月