LPガス防災訓練
Posted by nakane on 8th 10月 2015
LPガス中核充てん所の防災訓練が行われました。
中核充てん所は、東日本大震災を受けて全国で整備され、愛知県内で16箇所、岡崎市内で2箇所があります。
LPガス(プロパンガスボンベ)は災害時での活用が高いエネルギー源ですが、
自家発電施設を備え、停電時でもガスボンベを供給できるのが、この中核充てん施設です。
LPガスは、ボンベに記載してあるバーコードによって管理されており、
そのバーコードは、系列供給会社によって記載の情報も順番も異なるのだそうです。
したがって、他系列のボンベにガス充てんをするためには、
ボンベの管理番号を、個別に1本づつ手打ち入力する必要があるとのこと。
ただし、これができるようになったのも、ものすごく画期的なことなのだそうです。
バーコードの統一についてお尋ねすると、LPガスの元会社が合意をすれば可能性は高いとのこと。
LPガスボンベは、5年ごとに点検と外塗装のし直しが必要ということなので、
その期間、暫定的に系列会社のバーコードと、各社統一バーコードを2列併記できれば、
5年後には各社統一バーコードに移行することも可能なのではないかと思うところです。
訓練開始の様子。
他系列会社のボンベへの充てん訓練。
東邦さんの充てん所に、名古屋プロパンさんと豊通さんの車。、
関係者には、すごく珍しい光景なんだろうと思います。
LPガスを燃料にした発電機。
左はカセットボンベが燃料です。
LPガス自動車。マツダの市販車で、メーカー保証ありなのだとか。
東日本大震災の時は、ガソリンスタンド給油待ちの長い列ができましたが、
LPガスの公用車は充てん所で優先できるので、
自動車のエネルギー分散というリスク管理の点からも有効性が高いとのことでした。
1010月