水素エネルギー社会へ向けて
Posted by nakane on 15th 12月 2015
県議会では、議長主催の講演会が開催されました。
演題は、「水素エネルギー社会の形成に向けて」
水素エネルギーと言えば、
トヨタのMIRAI(燃料電池自動車)と水素ステーション(いわゆるガソリンスタンド)。
実はこれ、世界的には日本だけの特異なエネルギー政策なのだそうです。
世界・・・特にアメリカはどうかと言うと、
工場や倉庫の構内で働くフォークリフトやトレーラーに燃料電池車輌が使われているとのこと。
低速・短距離の構内作業車として、汎用性の高い燃料電池技術のノウハウを蓄積し、
特定分野で水素エネルギーの初期需要を確立していく、
という方向性は、日本と大きく異なっていると感じました。
水素充てんの安全基準もずいぶん違って簡素なようです。
背景にあるのは、石油・天然ガスに続くエネルギー政策。
先進国エネルギのー自給率比較で最下位にあるのは、日本・イタリア・ドイツとのことで、
第二次世界大戦の要因と変わらぬ事実が突きつけられます。
1212月