同一労働 同一賃金

Posted by nakane on 20th 2月 2016

非正規社員の賃金格差是正に向けたガイドラインづくりに政府が着手する、としている。

良いことだ。

以前にも書いたが、

バブル経済崩壊後から就職氷河期・就職難とつづき、多くの同世代が非正規としての働き方にある。

現在は、雇用に占める非正規の割合が37%とも言われている状況。

結婚や子育てについても、将来への不安が必ずそこにある。

個別の政策アプローチはもちろん大切だが、

本質的には将来的な安定を得られることこそが最も求められている。

つまりは、正社員への移行。

また、非正規の働き方で頑張っておられる方々も20数年後、高齢者の仲間入りをする。

そのときに、新たな高齢貧困層などという報道は見たくない。

経済や雇用求人の環境が回復してきた今だからこそ実行すべきだし、

国が踏み切れないのであれば、愛知県単独でも支援に取り組む必要があると考えている。

今回の同一賃金へのガイドラインが、実効的な第一歩となることを期待している。

 

Categories: 事業・政策
22月

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