愛知県立芸術大学50周年
県議会、総務県民委員会の県内調査。
県民生活部所管事項から、あいちトリエンナーレと県立芸術大学が対象。
芸術の秋です(^ ^)
港千尋芸術監督から、今回のあいちトリエンナーレのテーマや、
第3回となる非連続の連続性についてお話を伺った後、
芸術文化センター内の作品展示へ。
子どもの工作スペース。
現代芸術をみる前の、頭を柔らかくするのに良いそうです。
左: ポスターにも使われている作品。思ったよりも巨大でした。
右: 木に粘土を盛りつけた作品のように見えますが、すべて金属でできています。
つまり、鉄で作った擬木と、粘土のような肌合いを出したブロンズ。
岡崎市内の秦梨小学校が参加したプロジェクト作品。
学校の机の落書きをアートにする「フリークエンシー」というものですが、
外国の子どもたちと異なり、日本の子どもたちは落書きがはかどらず・・・
普段の勉強机とは別に、落書き用の机を用意することでなんとか完成という説明でした。
つづいては、長久手に移動し、愛知県立芸術大学。
県芸は、文化財の模写に力を入れており、
焼失した法隆寺金堂壁画の模写があることでも知られています。
また、修復についても、文化財保存修復研究所を建設。
研究と技術教育が目的となるため、費用は実費程度と、
民間の修復事業者とは異なるそうです…。
また、今年で県芸は 、創立50年を迎えるとのこと。
学内では「芸術は森から生まれる」と題した記念展示が開催されていました。
ここは、部屋全体がひとつの作品になっているスペース。
真っ白な部屋で、真っ白な彼岸花越しに見る、横山大観の屏風。
奈良美智さんの野外作品。
小屋の横にはバーベキューもやれそうな、森の中での自由な空間があった。
奈良さん作品だぁ~と分かる、ネコ目と鼻のテンテンがいろんなところにあって楽しい。