愛知県立芸術大学50周年

Posted by nakane on 14th 9月 2016

県議会、総務県民委員会の県内調査。

県民生活部所管事項から、あいちトリエンナーレと県立芸術大学が対象。

芸術の秋です(^ ^)

 

港千尋芸術監督から、今回のあいちトリエンナーレのテーマや、

第3回となる非連続の連続性についてお話を伺った後、

芸術文化センター内の作品展示へ。

 

子どもの工作スペース。

現代芸術をみる前の、頭を柔らかくするのに良いそうです。

 

左: ポスターにも使われている作品。思ったよりも巨大でした。

右: 木に粘土を盛りつけた作品のように見えますが、すべて金属でできています。

つまり、鉄で作った擬木と、粘土のような肌合いを出したブロンズ。

 

岡崎市内の秦梨小学校が参加したプロジェクト作品。

学校の机の落書きをアートにする「フリークエンシー」というものですが、

外国の子どもたちと異なり、日本の子どもたちは落書きがはかどらず・・・

普段の勉強机とは別に、落書き用の机を用意することでなんとか完成という説明でした。

 

つづいては、長久手に移動し、愛知県立芸術大学。

 

県芸は、文化財の模写に力を入れており、

焼失した法隆寺金堂壁画の模写があることでも知られています。

また、修復についても、文化財保存修復研究所を建設。

研究と技術教育が目的となるため、費用は実費程度と、

民間の修復事業者とは異なるそうです…。

 

また、今年で県芸は 、創立50年を迎えるとのこと。

学内では「芸術は森から生まれる」と題した記念展示が開催されていました。

 

ここは、部屋全体がひとつの作品になっているスペース。

真っ白な部屋で、真っ白な彼岸花越しに見る、横山大観の屏風。

 

奈良美智さんの野外作品。

小屋の横にはバーベキューもやれそうな、森の中での自由な空間があった。

奈良さん作品だぁ~と分かる、ネコ目と鼻のテンテンがいろんなところにあって楽しい。


 

99月

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