平成29年度 愛知県予算案の発表

Posted by nakane on 14th 2月 2017

 

平成29年度愛知県予算案が公表されました。

一般会計の予算案は、2兆5209億円と、

当初予算の規模としては4年ぶりの縮小となりましたが、

これは、名古屋市内の小中学校教員給与額860億円を、

権限移譲に伴い名古屋市に移管となったことが一番の要因になります。

 

歳入面では、法人2税の落ち込みが激しいと見込まれ、前年度比839億円の減、

本年度の最終見込みとの比較では1017億円の減にもなります。

輸出型製造品が基幹産業である愛知県の構造を、昨年の円高が直撃したかたちです。

(さらに、これからのアメリカの経済政策とそれに伴う為替変動では、

年度内においてどのような変化が起きるのか不確定要因も強い年になりそうです。)

まもなく、20日から始まる2月定例県議会では、

本年度の予算を426億円減額する補正を行い、

本年度の基金取崩しを出来る限りやめて次年度の財源に回す、

2か年での財源調整措置を行い対応していく方針です。

 

歳出の各事業項目については、

2020年の東京五輪や、2027年のリニア開業などの大型プロジェクトに

年次ターゲットを置いた種事業も盛り込まれていますが、

各事業についても、これからの議会で審議を重ねていくことになります。

 

予算委ついては、愛知県のホームページにて公開されています。

ご興味ございましたら是非、こちらからご覧ください。

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/zaisei/h29-tousyo.html


 

22月

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