議案質疑に立ちました
県議会の議案質疑に立ちました。
質問項目は、
・岡崎警察署の建替えにおける施設構想について
・愛知県部局設置条例の全部改正について
の二つです。
加藤警察本部長より、
岡崎警察署は、西三河地域の中核になる拠点の警察署と位置付けており、
大規模災害発生時には、西三河地区の災害活動の拠点としての機能が期待されている。
新しい岡崎警察署の建替えは、JR 岡崎駅南土地区画整理事業地内を候補地としており、
敷地面積は、現在の1.5倍の広さとなる1万㎡を予定している。
現在は複数の建物に分かれている施設・機能を一つに集約。
駐車場についても現在以上の駐車台数を確保することが可能となる予定で、
機能的な警察署となるよう整備していく。
との答弁を受けました。
愛知県部局設置条例の全部改正は、
県の本庁組織の全面再編を行うことについて、その狙いを聞くもの。
県の各組織のトップは「部長」で、局長はその下という位置づけですが、
国では省庁のトップに「局」があり、「部」はその下になります。
国の外局である〇〇庁と言われるところのトップが「部長」であるように、
かつて、県庁が国の出先機関として機能していたころの名残りなのだそうです。
平成15年の地方自治法の改正により、この位置づけの規定がなくなったことから、
現在、8つの「部」と2つの「局」、さらに6つの「部内局」と分かりにくくなっている組織体制を、
17の「局」に再編しなおし、簡素で分かりやすく、事務分担と責任所在を明確にする、
思い切った再編に踏み切ったというものです。
答弁をいただいた長谷川総務部長は、新年度から県の教育長になる予定です。
今日、3月11日は、東日本大震災から8年目を迎えました。
議会の開会に全員で黙とうを捧げました。
ルポルタージュ「釜石の夢~被災地でワールドカップを~(大友信彦著)」の一文が思い起こされます。
この本の中に書かれたような、世界にお礼の気持ちを発信できる一年になればと思います。
以下、その文章抜粋
「釜石でワールドカップできませんかね。小さな声でつぶやいたのは、釜石シーウェイブスのゼネラルマネージャーを務める高橋善幸だった。」