集成材で超高層ビルが建つ

Posted by nakane on 10th 8月 2016

「林活」=いわゆる木材活用と山間地域の活性化に取り組む活動。

その林活に取り組む地方議会の全国総会が過日行われ、

私も、山村振興議員連盟の事務局長として参加させていただきました。

 

そこでの話題が、標題の木材活用。

CLTと言われる直交集成材は、理論上では超高層ビルの躯体にも成りうる素材なのだとか。

とは言うものの、木材で構造計算をクリアするのは結構大変らしく、

手っ取り早く建物の木材利用率を上げるには、

床や壁にこのCLTを使うことで6割を超えるのだそうです。

鉄筋コンクリートで造られている公共建築物への常識が変わるような話です。

 

林業の目指すところは、生業として成立つ高付加価値林業ですが、

木材利用のすそのと可能性を広げる活用法として注目して行きたいと思います。

稲田達夫教授(福岡大学工学部)の講演

 

88月

Comments are closed.