愛知県庁舎、名古屋市庁舎ともに重要文化財
Posted by nakane on 21st 10月 2014
愛知県庁舎と名古屋市庁舎がともに、重要文化財にすべきとの答申が17日に文化審議会から出されました。
愛知県庁舎は、昭和13年(1938年)の建築。
名古屋市庁舎は、昭和8年(1933年)の建築。
ともに、西洋建築の上に和風の瓦屋根を持つ「帝冠様式」と言われるもの。
歴史については、愛知県のこのページをご参考に。↓↓
http://www.pref.aichi.jp/0000022202.html
愛知県庁舎は築75年になりますが、実は免震構造。
建物の基礎部分にゴムの免震装置を取り付ける工事を5年ほど前に行ないました。
ロの字形の建物の中央に廊下で結ばれて建っているのは昔の議場。
現在は講堂として、県表彰の授章式等で使われています。
扉にのぞき窓のような小窓がついており、重厚な雰囲気を残しています。
名古屋市庁舎は、昭和天皇ご即位の事業として建てられた建物。
かつて庁舎を案内をしていただいたことがあります。
入り口は、小桜という国産大理石で今は採取禁止の貴重なもの。探すと化石がいくつもあります。
当時は、「華麗な一族」というテレビドラマのロケが終わった直後で、
早朝5時から撮影対応してましたが、施設利用に規定がないため早朝深夜も割増料金がありません。
と、職員さんの裏話もお聞きしました。
名駅や栄ばかりでなく、名古屋にいらしたらぜひ県庁にも。
案内しますよ。
1010月