京都市消防学校の視察
Posted by nakane on 11th 11月 2015
京都市が設置する消防学校及び消防活動総合センターの視察を議員連盟でさせていただきました。
政令市設置の消防学校ですが、京都府消防の訓練利用も受入れている他、
広域災害出動の受入拠点施設にも位置付けられておりました。
設備の充実には目を見張るものばかり。
救急訓練の実習室には、救急車の現物が入っており、模擬血液も使い
現場により近い訓練が行われるとのこと。
水難事故訓練には、水深10mのプール。
ジャグジーのような泡が噴出し、視界が遮られた状況での訓練を可能にします。
極め付けは、火災現場訓練。
実際の炎と煙に巻かれた環境を作っての訓練施設。
写真でも分かる通り、建物内で本当に火をつけています。
他にも、山岳訓練用の岩肌を模した急斜面の壁や、
最大6人までの対応が可能という手術車。
これは総務省の貸与品ではなく、京都市が自前予算で作製したとのこと。
入口狭く、奥行長い、京都の街屋での火災を想定した訓練住居ら(複数形)、
消防関係車両の車検を自前で行うことができる車両整備場、
などなど、他にもいろいろと。
1111月