新東名のひみつ 8

Posted by nakane on 28th 12月 2015

新東名高速道路のトンネルについての第2弾、「避難路」についてです。

今回の調査で一番興味があったところです。

非常口は、1000mを超える長さのトンネルに設けることとされているそうで、

短いトンネルにはありません。

拝見したのは「秦梨トンネル」の非常口です。

非常口の扉をスライドさせ、そこに現れたのは・・・、

(早川公二さん( 弥富市議)が撮られた写真を使わせていただきました。)

約20mほどの空間。

となりの下り線への連絡通路でした。

 

避難通路には、いくつかタイプがあり、

シールド工法による円形のトンネルでは、路面下の空洞を避難路に活用しているものや、

脇坑のように本線以外に掘ったトンネルを避難路としているものもあるそうです。

 

この秦梨トンネルの場合は、となりの下り車線のトンネルが避難路になります。

トンネル内で重大な事故や火災が発生した場合には、上下線とも通行止めにし、

避難者の安全な避難経路を確保するとともに、

消防や救急など緊急車輌の迅速な到着・活動が展開できるようになっているそうです。

 

非常口には、人が逃げるための扉の外側に、もうひとつ操作レバーが付いています。

このレバーを引くと、連絡坑の全面が開き、

救急車などが、この連絡路を通れるように設計されています。

 

へぇ~!!と、説明に聞き入っていると、

少し開いていた非常口のスライドドアが閉まりました。

トンネル内を通行する工事ダンプの風圧でもあったかな?と思いきや、

やはり、そこも日本品質。

一定の時間が経過すると、自動で扉が閉じるようになっているのだそうです。

(非常口にカギはありませんので、閉まっても直ぐにまた開けられますのでご安心ください。)

 

1212月

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