天然に近い鮎の種苗
Posted by nakane on 18th 3月 2016
内水面漁協さまの総会に参加させていただき、
天然に近い鮎の種苗研究についての講演を聞かせていただきました。
種苗とは、放流する仔魚のこと。
鮎種苗を行っている栽培漁業センターは渥美半島の先端にあります。
川の魚がナゼ渥美で?と感じますが、
秋から冬に生まれて川をくだった鮎は、
三河湾の渥美半島先端に一番多く集まるのだそうです。
遺伝子的にも木曽川、矢作川、豊川の鮎に違いは無く、
愛知海産鮎というくくりが一番適切なのだとのこと。
とは言うものの、冷水病への耐性や、友釣りに適した攻撃性については、
木曽川系や豊川系など区分されて交雑種の研究がなされており、
とても奥が深いお話でした。
33月