こうた凧揚げまつり
Posted by nakane on 9th 1月 2017
写真は、今年初参加の南部中学校の大凧。
途中から降りだした雨ニモ負ケズ、一生懸命に綱を引いて走る生徒の姿と「あがれ~」の声。
同じく、今年初参加になる消防団の大凧も果敢なチャレンジ。
海谷区の大凧も頑張っておられました。
愛知県下でも幸田の大凧は有名です。今日も、大村知事にご来訪をいただきました。
今回が第20回と銘打ってあることをお尋ねすると、実は新しい地域文化なのだということを伺いました。
(大須賀町長が課長の時代に第1回があったのだとか。)
当時は浜松から招き、大凧の作り方やあげ方などの指導をしていただいたのだそうです。
電線の無いロケーションでの開催ですが、揚げる綱の長さを200mに決めていることや、
万が一で社会環境に影響が発生しないよう、JRさんや中部電力さんにも待機のご協力をいただいているなど、
運営の仕組みもこれまでの歴史の中で醸成されてきたのだそうです。
今から30年以上前、当時は小学生でしたが、
岡崎にある県営グラウンドでも大凧が揚がっていた記憶があります。(小凧の凧あげ名人の表彰状をもったことがあります。)
続けること・根付かせることの難しさは、地域イベントに携わったことのある方であれば、誰もが経験をすることだと思います。
幸田町において、各地域の公民館や小学校に地域の大凧が飾られるなど、
地域のアイデンティティとして根付いていることに素晴らしさを感じます。
さらには、
この凧揚げ会場の場には、遊水地として整備する計画があり、現在、県においてもその遂行に取組んでいます。
地域を水害から守るシンボリックな存在としての意味を帯びた、大凧揚げの聖地とできるように願い、頑張っていきます。
11月