愛知環状鉄道の議員連盟が発足

Posted by nakane on 24th 1月 2017

 

愛知環状鉄道 (愛環) 沿線4市の市議会議員、県議会議員でつくる議員連盟が立ち上がりました。

愛環は、愛知県、トヨタ自動車、沿線自治体である岡崎市・豊田市・瀬戸市・春日井市の4市で構成されている第三セクター。

これまでの県議・市長でのやり取りに、沿線市議会も加えたいという動きがようやく実現したわけです。

岡崎市議会議員選挙が昨年10月にあったこともあり、

3市には立ち上げのスタートを待っていただいたような状況でもありました。

 

また、利便性向上と表裏一体にあるのは、利用者の増加を図っていくことの重要性。

北野枡塚駅が最寄駅の三菱自動車を母体とされる原田のりつぐ市議が、

今期、岡崎市議会の議長になられたことも、きっと星回りなのだろうと思います。

 

利便性向上への設備投資には、当然ながら費用がかかります。

第三セクターの優等生と言われているものの、

旧岡多線から引き継いだ老朽化した施設設備の更新をしながら運営には苦しさもあり、

新たな投資には沿線市の費用負担も含めた理解が必要になるのも事実です。

まずは、愛知県下でICカード乗車券が使えない唯一の路線となってしまった愛環が、

2019年ラグビーワールドカップで混乱を招かないようにすることは急務のひとつ。

 

その先には、

JR中央本線と東海道本線という、JR本線同士をつなぐラダー路線という性質を発揮した高速化や、

リニア時代を見据える中での、災害時のBCP(事業継続計画)機能の確保などもあります。

先人の財産を受け継ぎ、未来に向けた投資を行っていくこと、

我々には、行わなければならないことは沢山あります。

11月

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