読売の一面がおもしろい

Posted by nakane on 16th 2月 2017

 

新聞社が独自に取りまとめた提言を一面で発信しており、実におもしろいやり方だと思います。

対案なき反対と揶揄される野党に教えてあげて欲しいぐらいです(笑)

 

さて、内容の主軸は、保育と介護の受け皿充実。

子育てによる職場復帰の断念や、介護のための離職を防ぐことで、労働力確保と経済成長を進める。

その果実(税収)で、保育や介護の環境を整備し、さらなる好循環を生み出していく。

というのが、ざっくりとした要旨と理解。

 

岡崎市では、保育園の入園希望者数が毎年200人づつ増えています。

その約7割(150人ほど)が2歳児以下の保育希望ということで、

これまでの3歳から保育園という流れが変わってきていることを感じます。

 

また、介護について記事では、要介護度の改善を加味した報酬制度への変更を提言しています。

要介護度の改善として思い浮かぶのは、山口県の「夢のみずうみ村」というデイサービス。

バリアアリー(有り)の環境にすることで「箱入り高齢者はつくらない」、

というコンセプトが、メディアによく取り上げられています。

要介護3の方ならば、7割以上の方の介護等級が改善すると紹介されていました。

介護等級の改善=排泄など、自分で出来ることが増える(回復する)ということですから、

ご本人も、ご家族も、スタッフも、皆が喜ぶことです。なのですがぁ、、、

経理担当者だけは、施設利用者の介護等級が下がると施設への報酬が減るため頭を悩ませる。

とのことでしたので、この部分への制度の改善提言ですね。

 

新年度予算については、国も地方自治体も企画の時期は過ぎ、審議を迎える段階。

この時期に読売さんが大きく政策提言を扱う意味って何だろうとドキドキしてしまいます。

 

22月

Comments are closed.