iPS細胞の協力拠点を実現!!

Posted by nakane on 17th 12月 2017

 

iPS細胞の協力拠点が名古屋にできることになりました。

その発端が、私たちの視察調査であったことは、議員として無上の喜びです。

視察の調整では、青山周平代議士(当時)にもご尽力頂きました。

 

日経新聞にも取り上げて頂きましたが、

同僚、寺西むつみ議員(名古屋市中村区選出)の発信コメントが秀逸なので、

そのまま詳報として、以下転載。

 

「愛知県議会議員にできること。」

ノーベル生理学・医学賞として認められた“ヒトiPSの発見”から、今年で10年。命を救う、再生医療の実現に向けてその研究は着々と成果を上げている。

今夏、同期当選の中根義高議員(岡崎市選出)、山下ともや議員(小牧市選出)、藤原ひろき議員(豊川市選出)とともに通称CiRA「サイラ」と呼ばれている『京都大学・iPS細胞研究所(山中伸弥所長)』を調査に訪れた。

副所長からの説明の中で「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」(免疫拒絶反応が起こりにくい細胞の型をもつ健康な人から体細胞の提供を受け、あらかじめiPS細胞を作製・保存し、国内外の医療機関や研究機関に迅速に提供しようとするもの)の拠点はまだ全国で2カ所(東京、京都)しかなく、更なる研究のスピードアップの為に「中部地域にも細胞(臍帯血)採取施設の拠点があれば…」との話に及んだ。

帰名後、4人で向かったのは「名古屋第一赤十字病院(宮田完志院長)」。更に今秋には「京都大学・iPS細胞研究所」副所長らも名古屋へ。

こうして、幾度と意見交換を重ねた結果、名古屋第一赤十字病院が中部地区初の細胞採取施設となることに決定。来月末には、山中伸弥所長と宮田完志院長が京都大学で最終的な合意に至ることになりました。

「一波ゆらげば、千波うごく。」

4人の地方議員の行動が、愛知県のみならず、日本全国の再生医療を待ち望む、命を救うプロジェクトの一端に関わる事が出来たとしたら、ひとりの議員としてこの上ない喜びである。

写真は、昨日朝。
名古屋第一赤十字病院の宮田完志院長から、大村秀章愛知県知事へ、中部地区初の細胞採取施設となることを報告。

1212月

Comments are closed.