農業大学校の学生寮が完成

Posted by nakane on 8th 2月 2016

岡崎の美合町にある、愛知県立農業大学校の学生寮が完成しました。

農大は、早朝の散水や、夜中の牛の出産なども含め、

実践教育を主眼とした全寮制での農業者の育成が行われている歴史深い学校です。

最初に農大学生寮を訪れたのは、県議当選間もない3年前、

寮の状況を知りたいと、当時の鈴木同窓会長にお願いし、

在寮の学生さんの部屋にもお邪魔して、建物や寮生活のお話をお伺いました。

また、他県の農業大学校の寮について各県の担当者にもお話をお伺いもしました。

建設に至る過程には、報道に「何で!!」と驚かされる場面もあって、

私自身にとっても、色々と思いがめぐる学生寮の竣工です。

 

近年では、寮を見て、農大への進学を辞めた学生さんもいたとのこと・・。

同窓会の皆様にとっては永年の念願だった新寮です。

その中でも感慨が深かったのは、柴田同窓会長ではなかったと思います。

在学当時は学生会長として、寮長とともに個室に改善して欲しい要望を提出され、

40年近い年月を経てその要望が実現を迎えたわけです。

 

竣工式典には、大村知事・杉浦副議長をはじめ、

多くの御関係の皆様ご臨席のもと開催がされました。

 

左手前が新寮。右奥の建物が旧寮です。

設計と施行を一括発注する「デザイン・ビルド方式」を採用し、

建設費を抑える工夫で為されました。

旧寮は、男子寮と女子寮が分かれていましたが、新寮は同じ建物。

男女の学生数によって間仕切りを変えて調整ができる工夫もあります。

 

22月