読売の一面がおもしろい

Posted by nakane on 16th 2月 2017

 

新聞社が独自に取りまとめた提言を一面で発信しており、実におもしろいやり方だと思います。

対案なき反対と揶揄される野党に教えてあげて欲しいぐらいです(笑)

 

さて、内容の主軸は、保育と介護の受け皿充実。

子育てによる職場復帰の断念や、介護のための離職を防ぐことで、労働力確保と経済成長を進める。

その果実(税収)で、保育や介護の環境を整備し、さらなる好循環を生み出していく。

というのが、ざっくりとした要旨と理解。

 

岡崎市では、保育園の入園希望者数が毎年200人づつ増えています。

その約7割(150人ほど)が2歳児以下の保育希望ということで、

これまでの3歳から保育園という流れが変わってきていることを感じます。

 

また、介護について記事では、要介護度の改善を加味した報酬制度への変更を提言しています。

要介護度の改善として思い浮かぶのは、山口県の「夢のみずうみ村」というデイサービス。

バリアアリー(有り)の環境にすることで「箱入り高齢者はつくらない」、

というコンセプトが、メディアによく取り上げられています。

要介護3の方ならば、7割以上の方の介護等級が改善すると紹介されていました。

介護等級の改善=排泄など、自分で出来ることが増える(回復する)ということですから、

ご本人も、ご家族も、スタッフも、皆が喜ぶことです。なのですがぁ、、、

経理担当者だけは、施設利用者の介護等級が下がると施設への報酬が減るため頭を悩ませる。

とのことでしたので、この部分への制度の改善提言ですね。

 

新年度予算については、国も地方自治体も企画の時期は過ぎ、審議を迎える段階。

この時期に読売さんが大きく政策提言を扱う意味って何だろうとドキドキしてしまいます。

 

22月

国家戦略特区

Posted by nakane on 10th 2月 2017

先日開催されました、愛知県主催の国家戦略特区セミナー。

会場は満席、終了後には講師・発表者の方と名刺交換をする姿もあり、

参加された企業関係者の関心の高さを感じるセミナーでした。

 

基調講演のタイトルは「 国家戦略特区を地域の力に」。

講師は、行政改革担当大臣補佐官等を務められた経産省出身の原英史氏((株)政策工房 社長)です。

 

 

つづく、国家戦略特区制度の活用では3事例の紹介。

自動走行の実証について、アイサンテクノロジー(株)MMS事業本部副本部長の 佐藤直人氏。

 

農家レストランでは、熱い語り口の(株)ブルーチップファーム代表取締役、馬場憲之氏。

 

外国人家事支援人材の活用では、(株)ベアーズ副社長の高橋ゆき氏。

高橋氏、話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の家事代行業務監修を担当されたとのことです。

 

22月

愛知県児童総合センター

Posted by nakane on 5th 2月 2017

雨です。

モリコロパークの愛知県児童総合センターに来ています。

「こんな施設が岡崎にも欲しい!」

と、幼稚園の園長先生・PTAの皆さんとのお話で出た施設です。

 

・ 雨の日でも子どもが一日中遊べる。広い。

・ 駐車場の台数が多い。園バスで行っても大丈夫。

という説明どおりの施設でした。

スタッフさんは若い方が多いです。大学生さんのバイトでしょうか。

 

館内は、子ども達が走り回っており、

どんなに騒いでも大丈夫という安心感で、親もくつろげます。

粘土でのお面づくりや、館内オリエンテーリングなどもありますが、

カーペットの上では、荷物番をしながら爆睡するお父さん達の姿もあります。

また、乳幼児から小学校高学年(中学生)まで、

幅広い年齢層が遊べるようになっているのも、兄弟のいる家庭には嬉しいところです。

 

この児童総合センターは、愛知万博のわんパク宝島だった建物。

万博当時は、地球市民村のイベントに何度か来た場所。

懐かしいです。

 

22月

対馬に来ています

Posted by nakane on 1st 2月 2017

国境の島、対馬に来ています。

国防、インバウンド、離島医療など、複数のテーマをお伺いします。

 

移動のおともは、この本。

江戸時代、対馬藩で朝鮮との外交を担った儒学者、雨森芳洲について書かれた本です。

本当は、雨森芳洲が書いた「交隣提醒」という外交の指南書にしようかと思ったのですが、

漢文読み下しの文章が難しく、きっと寝てしまうだろうと断念。

 

隣国との付き合いは、互いを尊重し文化風習の理解に努めること。

文化に違いはあっても優劣などなく、

習慣の違いから相手を見下したりするのは愚かなこと。

あざむかず争わずの極意、誠信之交隣。

22月

日本一の岡崎城石垣

Posted by nakane on 31st 1月 2017

直線城塁石垣としては日本一の岡崎城。

昨年その存在が確認された菅生川端石垣の現地説明会が、先日29日に行われました。

次回は2月19日です。ぜひぜひ、ご予定ください。

写真は、午前と午後に行われた説明会の休憩時間に訪れた際のもの。

それでも、見学される方は切れ目なく来られており、

石垣ファンの存在を確信するところです。

 

卍などいろいろな種類の印が彫られた石がいくつか見られます。

普請をした武士の目印でしょうか。

 

出土した瓦、陶器類。

瓦の紋は水野家のものですね。

 

岡崎城には、石垣ファン垂涎の見どころがまだあります。

本丸北側にある清海堀り。

松平氏の前に岡崎を治めていた西郷氏の頃からの土塁と言われています。

 

本丸の石垣。これも北側の写真。

階段の先にある大きな石は「鏡石」。

石垣が2段になっているのが分かるでしょうか?

これは豊臣時代、岡崎に入って石都岡崎の礎を築いた田中吉政時代の特徴なのだそうです。

この他にも、

武者返しが無い石垣の積み方をしているなど、様々な時代の特徴が残っている箇所もあります。

ぜひ、探してみて下さい。

 

11月

オーバーエデュケーション

Posted by nakane on 28th 1月 2017

幼児教育から大学までの教育無償化を憲法に盛り込むべき、という野党の質問が国会であったとの報道。

安倍首相が憲法改正に前向きという側面でなされていましたが、

私が気になったのは、憲法改正ではなく、大学という点。

さらに言えば、就職という点から見た大学について。

 

大学の授業料が無償化になれば、

奨学金破産の話も、授業料高騰の話も、一気に解決です。

一方で、オーバーエデュケーションの話は、さらに深刻になるだろうと感じます。

オーバーエデュケーションとは、

大学を卒業した人が10人いるのに、企業の大卒採用枠が7人だった場合、

3人は大卒を要件としない採用枠に行かざるをえないことになり、

主に給料などの雇用条件が大学を卒業したことに見合わない状態にあることです。

 

希望する誰もが大学に行け、アカデミックに学ぶことができるのは素晴らしいことです。

今、50%以上ある大学進学率も、授業料無償化になればもっと伸びる可能性もあります。

しかし、大学に進学した人が、研究職に就く人ばかりでは無いことも事実。

就職という点から見ると、大学で学んだ高等教育を活かせる仕事が社会に量的に拡大していることが必要になります。

 

「スタンフォード大学の法学部が、企業の法務や知的財産に強いと言われるように、

大学での教育をもっと企業ニーズに即応した「実学」に変更できるか。」

と、教育関係の方に聞いたことがあります。

「法学部は、法学を体系的に学問するところであって、職業訓練の場にすることは難しいでしょう。」とのお答え。

北野武さんが母親に言われたという言葉、

「工学部を出てりゃ喰いっぱぐれが無いから、大学は工学部でなきゃダメだ」、を思い出しながら、

文系学生の未来はなかなか厳しいぞ、と感じました。

 

また、そもそも、大学が就職へのキャリアパスとして機能し続けるかということもあります。

トヨタさん、デンソーさん、アイシンさんなどには、企業内学園(高校相当)があります。

訪問させていただいた学園で生徒さんから、

エンジニアを目指すという気持ちと、技能五輪の選手になりたいという目標を伺い、

中学生だった頃の自分に、こんな明確に将来を描いて高校進学を考える気持ちがあったかと感じました。

 

Categories: 事業・政策
11月

危ない踏切、愛知は69箇所

Posted by nakane on 27th 1月 2017

国土交通省から、全国の改良すべき踏切529箇所が公表されました。

その内、愛知県内の指定箇所は69箇所。

岡崎市内で5箇所あり、幸田町内での対象箇所はありませんでした。

公表されたのは、いわゆる「開かずの踏切」など、事故の危険や交通に支障がある踏切で、

昨年4月に公表された58箇所(愛知県内なし)につづく第2弾。

今回の指定を受けて、鉄道事業者と自治体は2020年度までに安全対策をとることが義務づけられます。

 

詳しくは、こちらの国土交通省ホームページでご確認ください。

http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000799.html

Categories: 事業・政策
11月

鉄道が気になっています

Posted by nakane on 25th 1月 2017

昨日の議連設立に関連して、鉄道に対して気になっていることを少し書いてみようかと思います。

 

リニア中央新幹線の名古屋駅工事が、昨年12月起工式を終え、始まりました。

目下のところ、愛知県の交通政策目標は、名古屋駅まで40分圏域の拡大。

車と電車を組み合わせて名古屋駅まで何分で行けるかが焦点になっています。

 

一方であるのは、不採算路線の縮小・廃止。

私は、自民党県議団で山村離島振興議連の事務局長というお役をいただいています。

佐久島は、映画・名探偵コナンの舞台ともなるアート事業や、クラインガルデンなどの来訪&滞在事業など、

離島振興として注目の事業をいくつも行ってきています。

しかし、同時に出される言葉は交通ルートの不便さ。

渡船のある三河一色まであった名鉄三河線(海線)が廃線になった話です。

日常では車の方が便利です。でも、公共交通としての電車は地域にとって必要です。

 

この話とも呼応するような発表が、昨年11月にありました。

JR北海道が、全路線の約半分にわたる1万2千km以上を、JR単独では維持困難としたことです。

列車の高速走行を可能にするには、線路のゆがみなどを修正するメンテナンスが必要で、

これには予算全体の2割以上の費用が掛かるのだそうです。

列車の高速化 → 相次ぐ不祥事と事故 → 経営のひっ迫 → 保線(メンテナンス)費用の縮減

→ 列車速度を落とす → 移動に時間がかかる → 利用者の自動車への転換が進む

→ 経営の更なるひっ迫化

この負のスパイラルと、札幌一極集中の加速化が、この発表の背景にあるのだとされました。

マスコミ各社がざわめき立って報道したのも、

経営収支の見込みが甘かった第三セクターや、私鉄の損切りの話題ではなく、あのJRが発表したということ。

さらに、人口減少を迎えた日本が抱える課題の先鋭的な露見だという「におい」があったからだろうと思います。

インフラの保守整備と、鉄道運行の運営とを分けて考える「上下分離方式」も、

これから各地で本格的な試行錯誤がなされるのだろうと思います。

 

社会課題は常に、遠いところ、小さいところ、弱いところから顕在化します。

都会の人間が対岸の火事と無関心のうちに、里くだりを起こし、攻め寄せてきます。

また一方で、鉄軌道には「まち」をプライド付ける力があります。

東日本大震災後、ドラゴンレール(大船渡線)再開への取組はその最たる例です。

代替バスの費用は、鉄道(レールメンテナンス費用まで含めた場合)より、

一桁も安くすむという試算があるそうですが、

鉄軌道は、それ自体が、「まち」=即ちそこに暮らす人々に、

能動のメッセージを送り続ける動脈のような存在ではないかと思います。

 

明治初期(=国家の体制・財政がまだまだおぼつかない時期)、

社会資本への投資シェアにみる鉄道への割合は実に77%もありました。

新橋~横浜間を、日本ではじめて蒸気機関車(陸蒸気)が走ったのは明治5年、

その17年後には新橋から神戸までが線路でつながり、

更にその2年後には青森までが繋がるというスピードで、全国に鉄道網が展開しました。

時代背景としては、西洋列強の植民地拡大に対抗する必然性(=兵隊の高速・大量輸送)もあったと思います。

しかし、ここで比べてみたいのは、未来に対する私たちの心構え。

 

天皇陛下の教育掛を務められました小泉信三氏の言葉を引用します。

「吾々はこの日本の国土を祖先から受けて、子孫に伝える。

鴎外が生まれたままの顔をもって死ぬのは恥だと言ったと同じように、

吾々もこの国土を吾々が受け取ったままのものとして子孫に遺すのは恥じなければならぬ。・・・

少なくとも吾々の目で見、手で触れられるこの国土の山川草木を、

受け取ったそのままの形で子孫に遺すのは不面目なことではないか。

吾々はそれを前代から受け継いだよりも好いものとして、これを次代に引き渡さなくては済むまい。」

公器としての社会を受け継ぎ、次代へわたしていく我々の、矜持といっても良いかもしれない内容です。

 

文章だけの長いブログになりましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

11月

愛知環状鉄道の議員連盟が発足

Posted by nakane on 24th 1月 2017

 

愛知環状鉄道 (愛環) 沿線4市の市議会議員、県議会議員でつくる議員連盟が立ち上がりました。

愛環は、愛知県、トヨタ自動車、沿線自治体である岡崎市・豊田市・瀬戸市・春日井市の4市で構成されている第三セクター。

これまでの県議・市長でのやり取りに、沿線市議会も加えたいという動きがようやく実現したわけです。

岡崎市議会議員選挙が昨年10月にあったこともあり、

3市には立ち上げのスタートを待っていただいたような状況でもありました。

 

また、利便性向上と表裏一体にあるのは、利用者の増加を図っていくことの重要性。

北野枡塚駅が最寄駅の三菱自動車を母体とされる原田のりつぐ市議が、

今期、岡崎市議会の議長になられたことも、きっと星回りなのだろうと思います。

 

利便性向上への設備投資には、当然ながら費用がかかります。

第三セクターの優等生と言われているものの、

旧岡多線から引き継いだ老朽化した施設設備の更新をしながら運営には苦しさもあり、

新たな投資には沿線市の費用負担も含めた理解が必要になるのも事実です。

まずは、愛知県下でICカード乗車券が使えない唯一の路線となってしまった愛環が、

2019年ラグビーワールドカップで混乱を招かないようにすることは急務のひとつ。

 

その先には、

JR中央本線と東海道本線という、JR本線同士をつなぐラダー路線という性質を発揮した高速化や、

リニア時代を見据える中での、災害時のBCP(事業継続計画)機能の確保などもあります。

先人の財産を受け継ぎ、未来に向けた投資を行っていくこと、

我々には、行わなければならないことは沢山あります。

11月

人工知能の可能性

Posted by nakane on 21st 1月 2017

 

 

幸田プレステージセミナー、今回のテーマは「人工知能は世の中をどう変えるか」。

講師は、前人工知能学会会長、はこだて未来大学副理事長・教授の松原 仁先生。

 

人工知能=AIは、昨日の安倍首相施政方針演説、石原大臣経済演説でも取り上げられている、今まさに注目の分野。

人工知能には、かつて2度の研究ブームがあり、「鉄腕アトム」実現への期待と、失望との交錯だった研究の歴史。

今回、3回目のブームがこれまでと少し異なるのは、

囲碁や将棋の世界で、人工知能が人間を追い越した、いわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えたところにあります。

 

また、これからレベル4と言われる、自動車の完全自動走行技術が、

どれくらいのスピード感で、どこまでの技術に進歩していくのか。

さらに、社会実装がどのように進んでいくのか、興味は尽きません。

 

講演の後には、松原先生との名刺交換会が開催されました。

企業関係者とのマッチングを図り、次の成長へとつなげていく、幸田町の強い姿勢を感じました。

 

11月

1/20は、あいち消防団の日

Posted by nakane on 19th 1月 2017

1月20日は、あいち消防団の日です。

昭和23年1月20日に愛知県消防協会が設立されたことにちなんで、平成25年に制定されました。

今年は、この日から、

「あいち消防団応援の店」事業がスタートします。

消防団員の団員証を提示すると、お店でそれぞれの特典を得ることができるこの事業、

現在約90のお店が参加されており、今後もさらに増えていくことだと思います。

すでに、各市町村や国でも同様事業は始まっております。あわせての活用をください。

 

 

消防団のPR活動写真を追加更新です。

団員の皆さんお疲れ様でした。

 

 

11月

来年度の予算に向けて

Posted by nakane on 11th 1月 2017

今日から次年度予算に向けた県政調査会が始まりました。

重点施策項目等を確認、質疑をしていきます。

 

今朝は、JR東海道本線わきの陥没で蒲郡~刈谷区間が運休。

多くの方の通勤通学に影響が出たとのことですが、

大きな事故になることも、センター試験の日程にもあたらなかったことは不幸中の幸い。

 

今日現在の交通事故死者数。

愛知県はゼロ。このままいきたいものです。

 

11月

こうた凧揚げまつり

Posted by nakane on 9th 1月 2017

写真は、今年初参加の南部中学校の大凧。

途中から降りだした雨ニモ負ケズ、一生懸命に綱を引いて走る生徒の姿と「あがれ~」の声。

同じく、今年初参加になる消防団の大凧も果敢なチャレンジ。

海谷区の大凧も頑張っておられました。

 

愛知県下でも幸田の大凧は有名です。今日も、大村知事にご来訪をいただきました。

今回が第20回と銘打ってあることをお尋ねすると、実は新しい地域文化なのだということを伺いました。

(大須賀町長が課長の時代に第1回があったのだとか。)

当時は浜松から招き、大凧の作り方やあげ方などの指導をしていただいたのだそうです。

電線の無いロケーションでの開催ですが、揚げる綱の長さを200mに決めていることや、

万が一で社会環境に影響が発生しないよう、JRさんや中部電力さんにも待機のご協力をいただいているなど、

運営の仕組みもこれまでの歴史の中で醸成されてきたのだそうです。

 

今から30年以上前、当時は小学生でしたが、

岡崎にある県営グラウンドでも大凧が揚がっていた記憶があります。(小凧の凧あげ名人の表彰状をもったことがあります。)

続けること・根付かせることの難しさは、地域イベントに携わったことのある方であれば、誰もが経験をすることだと思います。

幸田町において、各地域の公民館や小学校に地域の大凧が飾られるなど、

地域のアイデンティティとして根付いていることに素晴らしさを感じます。

 

さらには、

この凧揚げ会場の場には、遊水地として整備する計画があり、現在、県においてもその遂行に取組んでいます。

地域を水害から守るシンボリックな存在としての意味を帯びた、大凧揚げの聖地とできるように願い、頑張っていきます。

 

11月

ケッコーな一年でありますように

Posted by nakane on 6th 1月 2017

この年末年始、子どもの成長に教えられました。

出来ないことに涙していた子どもが、気づけば鼻歌まじりに簡単にやってのける成長の姿。

 

当たり前のことですが、社会は日々変化しており、今日と同じ日が来ないことは、誰もが分かっています。

なのに、私たちは、今日と変わらない明日が来ると思っていないだろうか。

商売でも、5年後も10年後も今と同じてあって欲しいと、自分一人が立ち止まってはいないだろうか。

「のれん」の重みは、変化し続け「残す」ことへの勇気なのだとも伺ったことがあります。

 

今日は、ぬかた商工会の新春名刺交換会。

登壇の機会に恵まれ、こんなことをお伝えさせていただきました。

でも、今日の一番は、

酉年の山内会長が結びにつかわれた一言、

「今年をケッコーな一年に・・・」

さすがです!私も使わせていただこう!!

 

 

 

11月

西三河 意見交換会

Posted by nakane on 4th 10月 2016

 

西三河10市町の首長の皆様にご出席いただき、意見交換と国・県への要望を頂戴しました。

 

スゴい会合です。

10市町のうち、国からの不交付団体が、8自治体。

交付団体でも、財政力指数は、知立が0.99、西尾が0.97。

日本広しと言えども、この地域だけでしょう。

先人先輩方が、努力と投資をしてきて頂いた、そのおかげであることを忘れてはなりません。

 

1010月

西三河県政懇談会

Posted by nakane on 17th 9月 2016

 

大村知事の西三河県政懇談会、

昨年に増しての、たくさんの参加者で開催されました。

朝にシンガポールから帰国されたばかりの大村知事。

アジア歴訪ほやほやの報告がありました。

また、西三河各地域の課題への対応についても、

興味深い話しがありました。

 

99月

YEG東海ブロック大会

Posted by nakane on 4th 9月 2016

日本商工会議所 青年部、東海ブロック大会。岡崎開催です。

大村知事はじめ多くの御来賓をお迎えし、開催することができました。

私も青年部のメンバー。お迎えする設営側の一員です。

 

式典後は、各分科会に分かれての開催。

刈谷YEGさんがリーディングされる分科会で記録係を担当。(なので、写真があります。。)

元日本女子ソフトボール機構選手のチーム・レジェンドとの対決。

体感180km/hの投球にバッドを振ったあと、対戦です。

初回は和やかに始まりましたが、

勝負には厳しく・・・チーム・レジェンドが1点差の勝利。

スコアボードを背にした素敵な笑顔が、悔しいほどにまぶしいです。

 

一夜明け、片づけ。

メンバーの皆さま本当にお疲れ様でした。

 

Categories: 事業・政策
99月

幸田町 総合防災訓練

Posted by nakane on 3rd 9月 2016

 

 

 

幸田町の総合防災訓練。

訓練の想定はこの地域での発生が危惧されている巨大地震です。

訓練にご協力をいただいている地域の各団体の皆様に感謝を申し上げます。

自衛隊の皆さん、いつも規律正しい声と所作とでお応えいただける姿に感謝いたします。

 

かつて、災害時における現地対策本部とのやりとりについてについて、県に聞き取りをしたことがあります。

台風を含めた多発する風水害が、情報伝達や対応について、常に実践の場となっていること、

また、このような訓練が多様な活動主体との連携の素地となっているのことを伺いました。

とはいえ、現在の台風についても大過無く過ぎてくれることを祈っております。

 

99月

実りの秋、田んぼアート

Posted by nakane on 2nd 9月 2016

9月、実りの秋を迎えました。

とはいえ、稲刈りは8月下旬から始まっており、

田んぼアートの周辺でもすでに稲刈りが終わっている田圃もあります。

 

この地域は台風・大雨つづきの日本列島にあって、その難を逃れていますが、備えを怠らぬようにしてまいりましょう。

しかしその一方で、干上がりかけた溜め池を見ると、渇水も心配になってきます。

羽布ダム・矢作ダムの貯水率を見ると、平成6年の大渇水のようなことは無さそうですが、

9月はダム貯水率の回復期にあたります。

都合の良すぎる望みですが、平年程度の降雨はあって欲しいと。。

 

 

99月

おかざき大昆虫展 今日まで

Posted by nakane on 31st 8月 2016

 

額田支所の敷地内にある森の総合駅。

豊かな水源の森を守り、未来へつなげていくキーステーションです。

この森の総合駅で催されている大昆虫展を家族で見てきました。

 

 

子どもたちは、

持参したお絵かき帳に、気になった昆虫を描いたり、

ガリガリトンボなど、置いてあるおもちゃで遊んだり。

親としては、動き回ることなく、ゆっくり過ごせる良いスポットでした。

 

私が一番気になった展示。

名前は「フクロウチョウ」。

逆さに展示してくれているから、フクロウに似ていることがより感じられました。

くちばしにあたる部分が出っ張っているのもスゴイ。

 

 

 

88月

愛知県・岡崎市総合防災訓練

Posted by nakane on 29th 8月 2016

今年の愛知県総合防災訓練は、岡崎市との共同開催。

主会場は中央総合公園。

この他に、避難所開設訓練等の根石小学校、帰宅困難者対応訓練等の名鉄東岡崎駅も。

 

訓練開始に伴い、発災時のシェイクアウト訓練。

 

国土交通省や自衛隊をはじめ、多数の団体・活動体の参加により、

様々な訓練が順番に、あるいは同時進行で行われていきます。

 

屋外での特殊車両の展示。

 

屋内でも、様々な展示。

 

ヘリコプターによる、要救助者の救出。

 

日本に唯一のレッド・サラマンダー(後)と、県内唯一の支援I型(前)が配備されている岡崎ならではの待機。

 

ドローンの登場。

 

訓練終了に際し、大村知事、内田市長からの講評。

 

 

88月

夢みる人のクロスロード

Posted by nakane on 17th 8月 2016

本を読み、少しの気晴らしにオリンピックを見て、また本を読みながらの夜更かし。

贅沢な時間の過ごし方をした。

 

読んだ本は、

「夢みる人のクロスロード ~芸術と記憶の場所~」。

著者・編者は、港千尋あいちトリエンナーレ2016芸術監督。

「虹のキャラヴァンサライ」に込めた想いが、

旅と創造を主題とした文章、写真で綴られている。

 

 

港監督の言葉への理解が、少しだけ深まった気がする。

八丁味噌のくだりは面白い。

ガザのくだりは心が痛む。

アートって、

文化人類学であり、社会政治へのメッセージであり、リアリズム。

人が内包する゛なにか”が露れ出たもの。

ということになりそうだが、やはり幅が広く、奥も深い。

(久々に哲学の用語辞典を開きました。。)

 

88月

あいちトリエンナーレ 名古屋地区

Posted by nakane on 16th 8月 2016

あいちトリエンナーレの主会場でもある名古屋市内には、

愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町のまちなか、

栄会場(旧明治屋栄ビル)、名古屋駅会場、などで構成されています。

 

栄会場に入ってビックリ‼

大村知事がおられました。


港監督が作品の解説をされています。

貴重な機会に遭遇しました。

 

さらに驚かせていただいたのは、

たまたま居合わせた、アートファン女性2人の不動心。

すぐ横の大村知事にも、港監督にも、報道のテレビカメラにも、

全く動じることなく作品の鑑賞に夢中です。

正しい鑑賞方法を教わった気がします。

 

88月

あいちトリエンナーレ 豊橋会場

Posted by nakane on 14th 8月 2016

今回の報告は豊橋。

あいちトリエンナーレ2016の会場は、名古屋・岡崎・豊橋。

名鉄本線の沿線としてパッケージできますが、岡崎と豊橋を1日で見るのは無理です。

心に余裕をもって、1日づつの時間をとられての鑑賞が良いかと存じます。

そう思うと、都市の歴史や観光スポット、地元めしなど、

一日を楽しみ尽くすサブメニューを提供している公式ガイドブックのスゴさに気づかされます。

 

豊橋まちなかの主会場は、駅前大通りの開発ビルと、その裏にある水上ビル。

ノスタルジックな香りを残す雰囲気が、作家さんの創作意欲をくすぐるのでしょうか。

開発ビルの隣は、天皇陛下が皇太子時代に立ち寄られた旧グランドホテル、向かいは旧丸栄。

戦後の闇市を発祥とする水上ビルは、水路上につくられた建替え不可の特殊建築物です。

 

まずは、開発ビル。

10階までエレベーターで上がり、各アーティストさんの作品を鑑賞しながら降りてくるしつらえ。

写真・動画の撮影条件が、作家さんによって異なっています。

入口スタッフさんへの確認をぜひお願いいたします。

 

 

 

 

 

はざまビル大場の作品。

 

水上ビルの各スペースで展開される作品群。

 

下の写真は、文鳥などの小鳥が建物を自由に飛び回る表現です。

すぐ近くにある、鳩に占拠された旧商店がモチーフなのか、

少し前に問題化された、駅前街路樹のムクドリ被害をモチーフとして扱っているのか・・・、

社会問題への直接的なアンチテーゼ作品なのか心配になってしまった空間です。

 

展示物に触れることを前提とした作品もあります。

このあたりでは、子ども連れのグループさんと一緒に見て回るタイミングでした。

子どものとても正直な反応と発言(何だこりゃ、(映像表現に)耳が痛くなりそう、等)を、

お父さんが、ウンウンと肯定的に受け止めながら、

子どもの感性をどんどん引き出していく会話があり、親としてスゲー!!と感嘆。

もしかして、美術の先生の家族だったのでしょうか??

 

新しくできた芸術劇場PLAT。

ここでもネット・プロジェクトが展開されています。

私も結ばせていただきました。

豊橋・岡崎・名古屋の3会場でつくられたネットが、最終週に集まって作品としての完成をみるのだそうです。


 

88月

アーティスト・トーク

Posted by nakane on 13th 8月 2016

今回も、あいちトリエンナーレです。

開幕してのこの1週間は、各地で連日のイベントづくめ。

作家さんのトークイベントも沢山あり、

知らなきゃ損々、もったいないの時期でもあります。

 

岡崎市図書館交流プラザで行われたトークイベントは、シュレヤス・カルレさん。

(インドのムンバイ生まれ。岡崎会場の表屋さんにて作品を展開)

※ 写真・動画・音声撮影禁止なので、開会前の設営の様子だけですみません。

 

現代アートの素人の楽しみ方について、

3年前、芸術監督に勇気をもって伺いました。

「作家の背景を知ると、もっと感じ方の幅が広がりますよ、例えばこの作家さんはね・・・」

と、教えていただいたのはイスラエルの作家さんの作品。

海外の作家さんの出自を理解することって、やっぱり難しいのかも・・と、その時は正直、感じてしまいました。

その意味からも、このアーティスト・トークは、

作家さん自身から、作品の制作に込めた思いを伺うことができる絶好の機会です。

 

大きなことをいいましたが、開会3分前、私は4人目の来場者。

私の次に入ってこられたのは、なんと、港千尋芸術監督。

となりでラッキーな一枚です。

開会後も、それなりに人が入ってきます。

皆さんお互いに小さな合図をして通り過ぎるので、作家さんや関係者さんが中心なようです。

来場者の傾向としては、外国人率、短パン率が高く、

Yシャツ姿は黄色と白色の2人だけしかいません。

最終的には30人近くが来場。

「その話は、これが終わった後で話そう。」などの笑いが出ていましたので、

シュレヤスさん、打ち上げを兼ね、来場の皆さんと岡崎のまちへ行かれたのかもしれません。

 

さて、トークの内容ですが、実に面白い。

展示の建物内を空っぽにしようと、必死に片づける家主さんに対し、

掃除はしないで、そこにあるものリストを作って欲しい。と頼むシュレヤスさん。

時間が止まった建物に、呼吸をさせたい。

食器や家具などの家財道具がもつ生活くささが醸し出す、

「ドメスティック」と「プライベート」を分ける細い一線でありつつ融合的でもある感覚。

建物自身が持つ自己主張の強さに耳を傾け、その補助役として発信するアート。

分かるような・・・、分かったように振る舞いたいような・・・。

 

その後、話題はとび、

シュレヤス・カルレさんがインドで行った、バーター・コレクション。

著名な芸術家であるシュレヤスレさんが、売れない芸術家の作品をコレクションしはじめたらどうなるか。

結果は、利休好みのような商業美術で高騰の影響があったそうです。

「アーティストが創作活動だけで生計を営むことができるには」、

という、深~い話に入ったところで時間オーバーで終わらざるを得ませんでした。

通訳さんを通しているため、2時間という時間でしたが、

実際にはその半分も作家さんの話を聞いていないような、「短い」という感覚でした。

 

88月

あいちトリエンナーレ岡崎会場

Posted by nakane on 12th 8月 2016

あいちトリエンナーレを盛り上げたい!

そんな思いから、少し続けてトリエンナーレを紹介していきたいと思います。

 

まずは、岡崎のシビコ会場。内覧会で拝見させていただきました。

会場の入口には、さっそくの注意看板。

そっちの禁止かぁ~~!!

伺ってみたら写真の撮影&SNS公開はOKとのこと。

そりゃ、歩きながら作品に突っ込んでこられたら敵わんですからねぇ。。

 

アーティストの野村在さんと、

作品である花火を爆発させた強化ガラスのケースを背景にした一枚。

刹那の連続を美として認識している人=花火、

刹那を事後事象でしか認識できない人=花火の爆発=ガラスケースのヒビ。

作品に関するお話を伺いながら、充実した時間を過ごしました。

ガラスケースの中で花火を爆発させるインスピレーションは、

パリ同時多発テロ直後の様子を語る友人の言葉から生まれたのだとか。

そう聞いてしまうと気になる野村さんのTシャツ柄。

大丈夫、血とは関係ありませんでした(笑)。

 

PS.野村在さん、レセプション・パーティーでは、岡崎のテーブルにお越しいただきありがとうございました。

88月

あいちトリエンナーレ開幕

Posted by nakane on 11th 8月 2016

いよいよ、あいちトリエンナーレの開幕です。

3回目の開催を迎え、芸術祭としての国際評価も気になるところです。

 

開幕に先立っての昨日は、

名古屋でレセプション・パーティーが開かれました。

老若男女、国際色、フォーマルな服装の方からTシャツ1枚の方まで、

この多種多様な人だかりであること自体が、現代アートのなのかもしれません。

 

今回のテーマは、

「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」

港千尋芸術監督が、ごあいさつの中でこのテーマに触れ、

「どんな時代にあっても、他者との関わり、一緒にいたいという思いが、人の旅立ちの原点」

と、お話しなされていましたのが印象的でした。

 

舞台上には、

港千尋 あいちトリエンナーレ2016芸術監督をはじめ、

神田正秋 愛知芸術文化センター総長、

大村秀章 愛知県知事、 鈴木孝昌 愛知県議会議長、

河村たかし 名古屋市長、 内田康宏 岡崎市長、 佐原光一 豊橋市長。

 

お色直しでこの演出。

これもパフォーミング・アーツのひとつですかぁ。。

 

比べちゃいけませんが・・・

オープニングでの、愛知県立芸術大学さんによるパフォーマンス。

 

会場でお話ができましたアーティストの久門剛史さん。

豊橋の開発ビルで展示をされているとのことで、今度行く約束もしました。

 

会場のそこかしこでアーティストさん同士の交流か始まっており、

こうしたパーティーが、じつは創発の場でもあるのだと改めて感じました。

この後、皆さんで二次会に繰り出すのだそうです。

 

 

88月

集成材で超高層ビルが建つ

Posted by nakane on 10th 8月 2016

「林活」=いわゆる木材活用と山間地域の活性化に取り組む活動。

その林活に取り組む地方議会の全国総会が過日行われ、

私も、山村振興議員連盟の事務局長として参加させていただきました。

 

そこでの話題が、標題の木材活用。

CLTと言われる直交集成材は、理論上では超高層ビルの躯体にも成りうる素材なのだとか。

とは言うものの、木材で構造計算をクリアするのは結構大変らしく、

手っ取り早く建物の木材利用率を上げるには、

床や壁にこのCLTを使うことで6割を超えるのだそうです。

鉄筋コンクリートで造られている公共建築物への常識が変わるような話です。

 

林業の目指すところは、生業として成立つ高付加価値林業ですが、

木材利用のすそのと可能性を広げる活用法として注目して行きたいと思います。

稲田達夫教授(福岡大学工学部)の講演

 

88月

もうすぐトリエンナーレ

Posted by nakane on 9th 8月 2016

8月11日(木・祝)、あいちトリエンナーレ2016が開幕を迎えます。

金山駅のエスカレーター壁面が、トリエンナーレの告知一色になりました。

 

写真は、

岡崎で行われた、ジョアン・モデ氏のネットプロジェクト(参加型作品づくり)。

ジョアン・モデ氏は、日本初出展となる注目のアーティストです。

 

スタッフさんに手伝ってもらって、じょうずにできました。

 

88月

子連れ優先の車両

Posted by nakane on 5th 8月 2016

県議会では昨日から、重要施策の事業進捗などを聴く調査会が始まりました。

予算要望も絡んでの忙しい時期を迎えました。

 

今日は電車で登庁。

夏休みらしく、子ども連れの姿もちらほら。

私も、子どもをどこかに連れて行ってやらねば・・・と。

 

さて、先日のテレビで、

「新幹線に子連れ専用車両が欲しい。」という提案を扱っていました。

子どもが3時間黙っているのはムリ、周りの視線で肩身が狭い、

総じて日本の社会は子連れに優しくない、などの意見。

 

ウチの子は、今日の車内の子ども達のように、静かに良い子で居られるだろうか?

子どもにとって、電車に乗るなんて一大イベントに違いありません。

そう思うと、在来線でも家族が気兼ねなく利用し易い車両、

子ども連れ「優先」の車両があったら良いなと思います。

 

 

 

Categories: 事業・政策
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