中秋の名月
中秋の名月なのですが・・・写真はムズカしいです。
昨晩は、神社で名月をめでる秋思祭。
写真のように雲にかからずキレイにくっきりだったり、
秋の薄雲ごしに見ることができる月だったり、
趣き深い夜でした。
今日は、議会運営委員会で県庁です。
9月定例県議会の開会は9月21日。台風16号の動きが気になります。
開会日だけは延期ができないのだそうで、大過なく迎られることを祈るばかり。
中秋の名月なのですが・・・写真はムズカしいです。
昨晩は、神社で名月をめでる秋思祭。
写真のように雲にかからずキレイにくっきりだったり、
秋の薄雲ごしに見ることができる月だったり、
趣き深い夜でした。
今日は、議会運営委員会で県庁です。
9月定例県議会の開会は9月21日。台風16号の動きが気になります。
開会日だけは延期ができないのだそうで、大過なく迎られることを祈るばかり。
愛知県議会、建設委員会のみなさんにお越しをいただいての
西三河建設事務所管内事業の視察、および聞き取り調査です。
内田岡崎市長、大須賀幸田町長にもご出席いただき、
県への事業要望を行っていただきました。
県議会、総務県民委員会の県内調査。
県民生活部所管事項から、あいちトリエンナーレと県立芸術大学が対象。
芸術の秋です(^ ^)
港千尋芸術監督から、今回のあいちトリエンナーレのテーマや、
第3回となる非連続の連続性についてお話を伺った後、
芸術文化センター内の作品展示へ。
子どもの工作スペース。
現代芸術をみる前の、頭を柔らかくするのに良いそうです。
左: ポスターにも使われている作品。思ったよりも巨大でした。
右: 木に粘土を盛りつけた作品のように見えますが、すべて金属でできています。
つまり、鉄で作った擬木と、粘土のような肌合いを出したブロンズ。
岡崎市内の秦梨小学校が参加したプロジェクト作品。
学校の机の落書きをアートにする「フリークエンシー」というものですが、
外国の子どもたちと異なり、日本の子どもたちは落書きがはかどらず・・・
普段の勉強机とは別に、落書き用の机を用意することでなんとか完成という説明でした。
つづいては、長久手に移動し、愛知県立芸術大学。
県芸は、文化財の模写に力を入れており、
焼失した法隆寺金堂壁画の模写があることでも知られています。
また、修復についても、文化財保存修復研究所を建設。
研究と技術教育が目的となるため、費用は実費程度と、
民間の修復事業者とは異なるそうです…。
また、今年で県芸は 、創立50年を迎えるとのこと。
学内では「芸術は森から生まれる」と題した記念展示が開催されていました。
ここは、部屋全体がひとつの作品になっているスペース。
真っ白な部屋で、真っ白な彼岸花越しに見る、横山大観の屏風。
奈良美智さんの野外作品。
小屋の横にはバーベキューもやれそうな、森の中での自由な空間があった。
奈良さん作品だぁ~と分かる、ネコ目と鼻のテンテンがいろんなところにあって楽しい。
おもしろいお酒を見つけました。
愛知教育大学オリジナル麦焼酎、その名も「愛教大」。
美味かったですよ。
小久井農場さんが育てた麦を使い、西尾市内で醸造し、
大学生協と、酒のすぎたさんが販売。
ローカルだ(笑)。
愛教大OBの宴会というニッチ市場での独占度は高そうだ。
今、注目している技術があります。
「環境DNA」と言われるもので、
川(池)の水を汲んでくると、その川(池)に生息している生物が分かってしまう。
という、夢のような技術です。
水の中には、魚など生物からはがれ落ちたDNAの断片が漂っており、
それを増幅、解析することで生物種を特定するのだそうです。
さらには、そのDNA量によって生息個体数の推測もできるのだとか。
この数年で確立されてきた新技術で、
絶滅が心配される魚類の生息域調査に活用が始まっています。
日進市のイタセンパラのように新たな生息地域が発見されるかもしれません。
この環境DNA技術によって、
河川の工事等で必要とされる、水生生物の調査行程を
大幅に短縮化できる可能性があるのでは!と期待が膨らみます。
また、サンプルの保存も、採集した水を凍らせておくだけですので、
工事や工場の稼働が、環境に悪影響を及ぼしたのでは?と、疑われる場合に、
科学的な比較検証を提供することが可能になるともされています。
G20から帰国まもない麻生太郎副総理・財務大臣の政経セミナー。
国際舞台での裏話もちらりと、お話しいただきました。
麻生先生の交渉の強さの源泉は、
首相在任期間も含めたその期間の長さで磨かれた練度だと感じました。
「リーマンショックの収拾時、IMFへ資金拠出をする代わりに日本が出した条件、
まさか各国、この約束を忘れたとは言えないよな。」
そんな交渉の話に、クゥ~~~!!とシビレます。
日本経済についてもマクロ視点から。
74兆円の企業収益に対して、行われた設備投資が8兆円+正社員ベアが3兆円。
法人税減税をしたのに、内部留保が増えるだけなら課税しろという声になる。
企業は、これからの何に使いたくて利益を貯めているのか見せていく必要がある。
ちょうど今読んでいる本に、
われわれは、過去のどの世代よりも少ない子供しか育ててこなかった世代である。
現在よりも、より効率的にヒトやモノが動き情報が流れる社会をつくっていかなければ、
私たちが残していく子供たちは(国際社会の中で)まともに競争することはできない。
あの世代は後世のために何を遺したのか、といわれないだけの責務は果たしていきたいものである。
という一節。重なるものを感じます。
いかなる時代、苦しい時であっても、チャレンジと未来への投資が必要だと。
9月7日から18日の日程で行われるパラリンピック。
日本時間では、明朝8日のAM6時からが開会式ですね。
出場選手の皆さんのご活躍をご祈念申し上げます。
愛知にゆかりの出場選手をまとめてみました。
【選手名】 | 【愛知とのつながり】 | 【競技種目】 |
佐藤圭太 | 中京大卒 | 陸上 100m |
陸上 4×100mリレー | ||
山本萌恵子 | 岡崎市出身(竜南中卒) | 陸上 1,500m |
蒔田紗弥香 | 豊川市出身 | 陸上 1,500m |
前川 楓 | 愛知医療学院短期大 | 陸上 100m |
廣瀬 誠 | 西尾市出身 | 柔道 60kg級 |
大堂秀樹 | 名古屋市出身 | パワーリフティング 88kg級 |
後援会のバス旅行で静岡。
御殿場、焼津、牧之原と回りました。
時おり晴れ間ものぞく天候で、暑過ぎることもなく、
また、夏富士を見ながらの幸運にも恵まれました。
バスの中では、ご参加をいただきました皆様とお話でき、充実した一日。
本当にありがとうございました。
台風13号が発生し、足ばやに北上しているようです。
「タイムライン」という災害対策のキーワードも注目され、
「過去に経験が無い」も、「あり得ること」と、なっているところ。
早めの充分な警戒に努めましょう。
内田やすひろ岡崎市長後援会の決起大会が開催されました。
いつもながらに圧巻の光景です。
舞台上の来賓・支援団体も、その幅広さを象徴しています。
秋の本番に向けた意気込みが伝わってきます。
決起大会では、
自民、公明、それぞれより、推薦決定の旨が伝えられました。
日本商工会議所 青年部、東海ブロック大会。岡崎開催です。
大村知事はじめ多くの御来賓をお迎えし、開催することができました。
私も青年部のメンバー。お迎えする設営側の一員です。
式典後は、各分科会に分かれての開催。
刈谷YEGさんがリーディングされる分科会で記録係を担当。(なので、写真があります。。)
元日本女子ソフトボール機構選手のチーム・レジェンドとの対決。
体感180km/hの投球にバッドを振ったあと、対戦です。
初回は和やかに始まりましたが、
勝負には厳しく・・・チーム・レジェンドが1点差の勝利。
スコアボードを背にした素敵な笑顔が、悔しいほどにまぶしいです。
一夜明け、片づけ。
メンバーの皆さま本当にお疲れ様でした。
幸田町の総合防災訓練。
訓練の想定はこの地域での発生が危惧されている巨大地震です。
訓練にご協力をいただいている地域の各団体の皆様に感謝を申し上げます。
自衛隊の皆さん、いつも規律正しい声と所作とでお応えいただける姿に感謝いたします。
かつて、災害時における現地対策本部とのやりとりについてについて、県に聞き取りをしたことがあります。
台風を含めた多発する風水害が、情報伝達や対応について、常に実践の場となっていること、
また、このような訓練が多様な活動主体との連携の素地となっているのことを伺いました。
とはいえ、現在の台風についても大過無く過ぎてくれることを祈っております。
9月、実りの秋を迎えました。
とはいえ、稲刈りは8月下旬から始まっており、
田んぼアートの周辺でもすでに稲刈りが終わっている田圃もあります。
この地域は台風・大雨つづきの日本列島にあって、その難を逃れていますが、備えを怠らぬようにしてまいりましょう。
しかしその一方で、干上がりかけた溜め池を見ると、渇水も心配になってきます。
羽布ダム・矢作ダムの貯水率を見ると、平成6年の大渇水のようなことは無さそうですが、
9月はダム貯水率の回復期にあたります。
都合の良すぎる望みですが、平年程度の降雨はあって欲しいと。。
名古屋競輪の組合議会。
振興策を調査検討する競輪事業活性化特別委員会の正副委員長の選出を行い、
委員長に、うかい春美 名古屋市議会議員(中村区選挙区)、
副委員長に、 峰野修 愛知県議会議員(新城市及び北設楽郡選挙区)
を、選出しました。
名古屋競輪場では、FⅡ 楽天・Kドリームス杯の最終日が開催中。
競輪組合の管理棟内では、
選手が利用するスペース(廊下を含む)での携帯電話は使用禁止。もちろんカメラも。
開催中ならではの場内視察として、
選手がバンクに出る前の検車場等も拝見できましたが、残念ながら写真でお伝えすることができません。
額田支所の敷地内にある森の総合駅。
豊かな水源の森を守り、未来へつなげていくキーステーションです。
この森の総合駅で催されている大昆虫展を家族で見てきました。
子どもたちは、
持参したお絵かき帳に、気になった昆虫を描いたり、
ガリガリトンボなど、置いてあるおもちゃで遊んだり。
親としては、動き回ることなく、ゆっくり過ごせる良いスポットでした。
私が一番気になった展示。
名前は「フクロウチョウ」。
逆さに展示してくれているから、フクロウに似ていることがより感じられました。
くちばしにあたる部分が出っ張っているのもスゴイ。
岡崎市の商工労政課の職員さんが講師となっての勉強会。
青年経営者団体連絡協議会による開催です。
労働行政や、中小企業が福利厚生に活用できる情報ついて、
売上アップをお手伝いするビジネスセンター、「OKa-Biz」の取り組み、
公民連携のまちづくり、空き店舗対策の「ここやる」。
会場片づけの時間でも質問をされているなど、積極的な勉強会でした。
今年の愛知県総合防災訓練は、岡崎市との共同開催。
主会場は中央総合公園。
この他に、避難所開設訓練等の根石小学校、帰宅困難者対応訓練等の名鉄東岡崎駅も。
訓練開始に伴い、発災時のシェイクアウト訓練。
国土交通省や自衛隊をはじめ、多数の団体・活動体の参加により、
様々な訓練が順番に、あるいは同時進行で行われていきます。
屋外での特殊車両の展示。
屋内でも、様々な展示。
ヘリコプターによる、要救助者の救出。
日本に唯一のレッド・サラマンダー(後)と、県内唯一の支援I型(前)が配備されている岡崎ならではの待機。
ドローンの登場。
訓練終了に際し、大村知事、内田市長からの講評。
今年で22回を迎える、日近の里の太鼓フェスティバル。
涼しくて良い日です。来場の方も昨年より多そうです。
夕日が山肌を赤く染めるなか太鼓が始まり、日が沈むにあわせ雰囲気も増してきます。
かがり火への点火は、日近太鼓の吉口さんと、
緑化功労者表彰で農林水産大臣賞を受賞された山本さん。
おと川流域を考える会、荻野ひでのり事務局長からの説明。
日近の活動は、山の大切さを伝えること、
街の人々が山に興味をもってもらうきっかけとなること。
研修2日目。
といっても、1泊2日ですので最終日。
早朝は、靖国神社での昇殿参拝。
ここにも、携帯位置情報を使用したゲームアプリへの注意が掲示されています。
これまでに、いろいろあったことが想像されます。
さて、本日メインの自民党本部。
1階にはマリオの安倍首相人形。リオの閉会式を彷彿させます。
そして、研修に使わせていただく部屋の案内板は、墨の手書きです。
いろんな小ネタに驚かされます。
私が一番驚いたのは、つい先日の参院選ポスターが1枚100円で販売されていること、、↓↓。
多言は避けます。
さて、本題。
意見交換会にお越しいただきましたのは、二階俊博 新幹事長です。
やったぁ~~!!
二階先生のお話では、
「政治の生産性を高めてください。」という、
かつて松下幸之助さんが仰られた、政治と経済の関係性についての一言が、
今でも行動のおもしになっているという含蓄深い言葉がありました。
また、
二階先生は、今も昔も熱烈なドラゴンズファン。
和歌山県人で、周りのほとんどが阪神(昔は南海も)だろうが、
今年のドラゴンズの調子がいま一つだろうが、
ファンはそんなことで揺れ動きません。
という、
やはり人の心をわしづかみにする人間力を感じました。
司会進行をいただきました、研修委員長の山下智也県議です。
お疲れ様でしたぁぁぁ~。
自民党県連青年局の研修。
東京です。
初日は、報革命で人々を幸せにする企業=ソフトバンクさんの本社です。
ペッパー君がもたらす社会変化の可能性や、
人工知能やIoTなどについてお伺いをしました。
写真はなんと!研修の冒頭で宮内社長からご挨拶をいただきました。
すぐに仲良くなれてしまいそうな、人間力あふれるオーラがあります。
デモで、愛知のPRをするペッパー君。
日本語はもちろん、英語・中国語などの多言語にも対応可能で、
鉄道会社や観光案内ですでに活躍している事例があります。
工場内の利用として、
働く方が身に着けているセンサーと連動した体調管理もあります。
ペッパーは、身長121cm=小学1年生の子どもと同じ大きさ。
子どもサイズのヒューマノイド・ロボットだからこそ、
発せられる音声メッセージに、私たち人間側も寛容になれるようです。
集合場所の東京駅に少し早くついてしまったので、駅地下をぶらり。
おもしろいお店がズラリとあるのは新しい発見でした。
写真は、NHKのショップと、ガンダムカフェです。
この他にも、カルビーや森永などお菓子メーカーの実演アンテナショップや、
マンガのキャラクターグッズを販売する、週刊ジャンプのショップもありました。
思わず家族へのお土産にしたくなります。
オリンピックの新体操は、20日(日本時間)とのこと。
日本中の注目が集まるこの時だからこそ紹介したい,
鹿児島実業の男子 新体操部。
ネット検索で、「鹿児島実業 新体操」。
とにかく面白い。
マイナー競技の意地さえ感じる。
東京オリンピックのエキシビジョンにできないかなぁ~。。
小池都知事、マイナー競技にも光をお願いします m(_ _)m
リオデジャネイロ・オリンピック、
女子レスリングで金メダル3連発の快挙。
残り4日となった開催期間ですが、引き続き日本選手の奮闘をお祈りいたします。
さて、女子レスリングの出場選手は、至学館大学(旧中京女子大学)で、
全員、愛知県にゆかりのある選手です。
ということで、愛知県ゆかりの出場選手をまとめてみました。
【選手名】 | 【愛知とのつながり】 | 【競技種目】 | 【結果】 |
山本聖途 | 岡崎市出身(岩津中卒) | 陸上 棒高跳び | 予選 |
中村明彦 | 岡崎市出身(六ッ美北中卒) | 陸上 十種競技 | 競技中 |
田村朋也 | 豊明市出身 | 陸上 4×400mリレー | |
鈴木亜由子 | 豊橋市出身 | 陸上 5,000m | 予選 |
関根花観 | 豊川高卒 | 陸上 10,000m | 18位 |
松田丈志 | 中京大大学院卒 | 水泳 4×200mリレー | 銅メダル |
長谷川純矢 | 中京大卒 | 水泳 100m背泳ぎ | 予選 |
今井 月 | 豊川高卒 | 水泳 200m個人メドレー | 準決勝 |
寺本明日香 | 中京大在学 | 体操 団体 | 4位 |
体操 個人総合 | 8位 | ||
杉本早裕吏 | 名古屋市出身 | 新体操 団体 | |
近藤亜美 | 名古屋市出身 | 柔道 48kg級 | 銅メダル |
羽根田卓也 | 豊田市出身 | カヌー カナディアンシングル | 銅メダル |
大石綾美 | 豊田市出身 | ボート 軽量ダブルスカル | 決勝B |
日比野菜緒 | 一宮市出身 | テニス シングルス | 2回戦 |
大岩義明 | 名古屋市出身 | 馬術 総合個人 | 20位 |
吉村真晴 | 愛知工業大卒 | 卓球 団体 | 銀メダル |
牧野幸雄 | 碧南高卒 | セーリング 49er級 | 競技中 |
彦坂匡克 | 豊橋市出身 | ラグビー | 4位 |
羽野一志 | 名古屋市出身 | 〃 | 〃 |
坂井克行 | 豊田自動織機シャトルズ所属 | 〃 | 〃 |
兼松由香 | 一宮市出身 | ラグビー | 10位 |
桑井亜乃 | 中京大卒 | 〃 | 〃 |
荒木絵里香 | トヨタ車体クインシーズ所属 | バレーボール | 準々決勝 |
鍋谷由理枝 | デンソーエアリービーズ所属 | 〃 | 〃 |
高田真希 | 豊橋市出身 | バスケットボール | 準々決勝 |
渡嘉敷来夢 | 桜花学園高卒 | 〃 | 〃 |
三好南穂 | 桜花学園高卒 | 〃 | 〃 |
栗原三佳 | トヨタ自動車アンテロープス所属 | 〃 | 〃 |
近藤 楓 | トヨタ自動車アンテロープス所属 | 〃 | 〃 |
王 新朝喜 | 三菱電機コアラーズ | 〃 | 〃 |
登坂絵莉 | 至学館大卒 | レスリング 48kg級 | 金メダル |
伊調 馨 | 中京女子大(現至学館大)卒 | レスリング 58kg級 | 金メダル |
土性沙羅 | 至学館大在学 | レスリング 69kg級 | 金メダル |
吉田沙保里 | 中京女子大(現至学館大)卒 | レスリング 53kg級 | |
川井梨紗子 | 至学館大在学 | レスリング 63kg級 | |
渡利璃穏 | 中京女子大(現至学館大)卒 | レスリング 75kg級 |
本を読み、少しの気晴らしにオリンピックを見て、また本を読みながらの夜更かし。
贅沢な時間の過ごし方をした。
読んだ本は、
「夢みる人のクロスロード ~芸術と記憶の場所~」。
著者・編者は、港千尋あいちトリエンナーレ2016芸術監督。
「虹のキャラヴァンサライ」に込めた想いが、
旅と創造を主題とした文章、写真で綴られている。
港監督の言葉への理解が、少しだけ深まった気がする。
八丁味噌のくだりは面白い。
ガザのくだりは心が痛む。
アートって、
文化人類学であり、社会政治へのメッセージであり、リアリズム。
人が内包する゛なにか”が露れ出たもの。
ということになりそうだが、やはり幅が広く、奥も深い。
(久々に哲学の用語辞典を開きました。。)
あいちトリエンナーレの主会場でもある名古屋市内には、
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町のまちなか、
栄会場(旧明治屋栄ビル)、名古屋駅会場、などで構成されています。
栄会場に入ってビックリ‼
大村知事がおられました。
港監督が作品の解説をされています。
貴重な機会に遭遇しました。
さらに驚かせていただいたのは、
たまたま居合わせた、アートファン女性2人の不動心。
すぐ横の大村知事にも、港監督にも、報道のテレビカメラにも、
全く動じることなく作品の鑑賞に夢中です。
正しい鑑賞方法を教わった気がします。
今回の報告は豊橋。
あいちトリエンナーレ2016の会場は、名古屋・岡崎・豊橋。
名鉄本線の沿線としてパッケージできますが、岡崎と豊橋を1日で見るのは無理です。
心に余裕をもって、1日づつの時間をとられての鑑賞が良いかと存じます。
そう思うと、都市の歴史や観光スポット、地元めしなど、
一日を楽しみ尽くすサブメニューを提供している公式ガイドブックのスゴさに気づかされます。
豊橋まちなかの主会場は、駅前大通りの開発ビルと、その裏にある水上ビル。
ノスタルジックな香りを残す雰囲気が、作家さんの創作意欲をくすぐるのでしょうか。
開発ビルの隣は、天皇陛下が皇太子時代に立ち寄られた旧グランドホテル、向かいは旧丸栄。
戦後の闇市を発祥とする水上ビルは、水路上につくられた建替え不可の特殊建築物です。
まずは、開発ビル。
10階までエレベーターで上がり、各アーティストさんの作品を鑑賞しながら降りてくるしつらえ。
写真・動画の撮影条件が、作家さんによって異なっています。
入口スタッフさんへの確認をぜひお願いいたします。
はざまビル大場の作品。
水上ビルの各スペースで展開される作品群。
下の写真は、文鳥などの小鳥が建物を自由に飛び回る表現です。
すぐ近くにある、鳩に占拠された旧商店がモチーフなのか、
少し前に問題化された、駅前街路樹のムクドリ被害をモチーフとして扱っているのか・・・、
社会問題への直接的なアンチテーゼ作品なのか心配になってしまった空間です。
展示物に触れることを前提とした作品もあります。
このあたりでは、子ども連れのグループさんと一緒に見て回るタイミングでした。
子どものとても正直な反応と発言(何だこりゃ、(映像表現に)耳が痛くなりそう、等)を、
お父さんが、ウンウンと肯定的に受け止めながら、
子どもの感性をどんどん引き出していく会話があり、親としてスゲー!!と感嘆。
もしかして、美術の先生の家族だったのでしょうか??
新しくできた芸術劇場PLAT。
ここでもネット・プロジェクトが展開されています。
私も結ばせていただきました。
豊橋・岡崎・名古屋の3会場でつくられたネットが、最終週に集まって作品としての完成をみるのだそうです。
今回も、あいちトリエンナーレです。
開幕してのこの1週間は、各地で連日のイベントづくめ。
作家さんのトークイベントも沢山あり、
知らなきゃ損々、もったいないの時期でもあります。
岡崎市図書館交流プラザで行われたトークイベントは、シュレヤス・カルレさん。
(インドのムンバイ生まれ。岡崎会場の表屋さんにて作品を展開)
※ 写真・動画・音声撮影禁止なので、開会前の設営の様子だけですみません。
現代アートの素人の楽しみ方について、
3年前、芸術監督に勇気をもって伺いました。
「作家の背景を知ると、もっと感じ方の幅が広がりますよ、例えばこの作家さんはね・・・」
と、教えていただいたのはイスラエルの作家さんの作品。
海外の作家さんの出自を理解することって、やっぱり難しいのかも・・と、その時は正直、感じてしまいました。
その意味からも、このアーティスト・トークは、
作家さん自身から、作品の制作に込めた思いを伺うことができる絶好の機会です。
大きなことをいいましたが、開会3分前、私は4人目の来場者。
私の次に入ってこられたのは、なんと、港千尋芸術監督。
となりでラッキーな一枚です。
開会後も、それなりに人が入ってきます。
皆さんお互いに小さな合図をして通り過ぎるので、作家さんや関係者さんが中心なようです。
来場者の傾向としては、外国人率、短パン率が高く、
Yシャツ姿は黄色と白色の2人だけしかいません。
最終的には30人近くが来場。
「その話は、これが終わった後で話そう。」などの笑いが出ていましたので、
シュレヤスさん、打ち上げを兼ね、来場の皆さんと岡崎のまちへ行かれたのかもしれません。
さて、トークの内容ですが、実に面白い。
展示の建物内を空っぽにしようと、必死に片づける家主さんに対し、
掃除はしないで、そこにあるものリストを作って欲しい。と頼むシュレヤスさん。
時間が止まった建物に、呼吸をさせたい。
食器や家具などの家財道具がもつ生活くささが醸し出す、
「ドメスティック」と「プライベート」を分ける細い一線でありつつ融合的でもある感覚。
建物自身が持つ自己主張の強さに耳を傾け、その補助役として発信するアート。
分かるような・・・、分かったように振る舞いたいような・・・。
その後、話題はとび、
シュレヤス・カルレさんがインドで行った、バーター・コレクション。
著名な芸術家であるシュレヤスレさんが、売れない芸術家の作品をコレクションしはじめたらどうなるか。
結果は、利休好みのような商業美術で高騰の影響があったそうです。
「アーティストが創作活動だけで生計を営むことができるには」、
という、深~い話に入ったところで時間オーバーで終わらざるを得ませんでした。
通訳さんを通しているため、2時間という時間でしたが、
実際にはその半分も作家さんの話を聞いていないような、「短い」という感覚でした。
あいちトリエンナーレを盛り上げたい!
そんな思いから、少し続けてトリエンナーレを紹介していきたいと思います。
まずは、岡崎のシビコ会場。内覧会で拝見させていただきました。
会場の入口には、さっそくの注意看板。
そっちの禁止かぁ~~!!
伺ってみたら写真の撮影&SNS公開はOKとのこと。
そりゃ、歩きながら作品に突っ込んでこられたら敵わんですからねぇ。。
アーティストの野村在さんと、
作品である花火を爆発させた強化ガラスのケースを背景にした一枚。
刹那の連続を美として認識している人=花火、
刹那を事後事象でしか認識できない人=花火の爆発=ガラスケースのヒビ。
作品に関するお話を伺いながら、充実した時間を過ごしました。
ガラスケースの中で花火を爆発させるインスピレーションは、
パリ同時多発テロ直後の様子を語る友人の言葉から生まれたのだとか。
そう聞いてしまうと気になる野村さんのTシャツ柄。
大丈夫、血とは関係ありませんでした(笑)。
PS.野村在さん、レセプション・パーティーでは、岡崎のテーブルにお越しいただきありがとうございました。
いよいよ、あいちトリエンナーレの開幕です。
3回目の開催を迎え、芸術祭としての国際評価も気になるところです。
開幕に先立っての昨日は、
名古屋でレセプション・パーティーが開かれました。
老若男女、国際色、フォーマルな服装の方からTシャツ1枚の方まで、
この多種多様な人だかりであること自体が、現代アートのなのかもしれません。
今回のテーマは、
「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」
港千尋芸術監督が、ごあいさつの中でこのテーマに触れ、
「どんな時代にあっても、他者との関わり、一緒にいたいという思いが、人の旅立ちの原点」
と、お話しなされていましたのが印象的でした。
舞台上には、
港千尋 あいちトリエンナーレ2016芸術監督をはじめ、
神田正秋 愛知芸術文化センター総長、
大村秀章 愛知県知事、 鈴木孝昌 愛知県議会議長、
河村たかし 名古屋市長、 内田康宏 岡崎市長、 佐原光一 豊橋市長。
お色直しでこの演出。
これもパフォーミング・アーツのひとつですかぁ。。
比べちゃいけませんが・・・
オープニングでの、愛知県立芸術大学さんによるパフォーマンス。
会場でお話ができましたアーティストの久門剛史さん。
豊橋の開発ビルで展示をされているとのことで、今度行く約束もしました。
会場のそこかしこでアーティストさん同士の交流か始まっており、
こうしたパーティーが、じつは創発の場でもあるのだと改めて感じました。
この後、皆さんで二次会に繰り出すのだそうです。
「林活」=いわゆる木材活用と山間地域の活性化に取り組む活動。
その林活に取り組む地方議会の全国総会が過日行われ、
私も、山村振興議員連盟の事務局長として参加させていただきました。
そこでの話題が、標題の木材活用。
CLTと言われる直交集成材は、理論上では超高層ビルの躯体にも成りうる素材なのだとか。
とは言うものの、木材で構造計算をクリアするのは結構大変らしく、
手っ取り早く建物の木材利用率を上げるには、
床や壁にこのCLTを使うことで6割を超えるのだそうです。
鉄筋コンクリートで造られている公共建築物への常識が変わるような話です。
林業の目指すところは、生業として成立つ高付加価値林業ですが、
木材利用のすそのと可能性を広げる活用法として注目して行きたいと思います。
稲田達夫教授(福岡大学工学部)の講演
8月11日(木・祝)、あいちトリエンナーレ2016が開幕を迎えます。
金山駅のエスカレーター壁面が、トリエンナーレの告知一色になりました。
写真は、
岡崎で行われた、ジョアン・モデ氏のネットプロジェクト(参加型作品づくり)。
ジョアン・モデ氏は、日本初出展となる注目のアーティストです。
スタッフさんに手伝ってもらって、じょうずにできました。
「個人として」と前置きをされての陛下のお言葉。
拝聴し、我々は幸せだと改めて感じました。
ご高齢ではあられますが明晰で、
時代の中での皇室について、忖度(そんたく)では計ることのできない内容でした。
陛下が国家の安寧をお祈りいただいていると伺いますが、
宮中祭祀や儀式の内容について私たちは無知です。
お言葉の中にありました「重い殯(もがり)」についても初めて知りました。
民放のコメンテーターの発言には耳を疑うものがあり、
日本の国柄について、我々は正しく認識を深めなければと、
改めて感じるところでもありました。