平成29年度 愛知県予算案の発表

Posted by nakane on 14th 2月 2017

 

平成29年度愛知県予算案が公表されました。

一般会計の予算案は、2兆5209億円と、

当初予算の規模としては4年ぶりの縮小となりましたが、

これは、名古屋市内の小中学校教員給与額860億円を、

権限移譲に伴い名古屋市に移管となったことが一番の要因になります。

 

歳入面では、法人2税の落ち込みが激しいと見込まれ、前年度比839億円の減、

本年度の最終見込みとの比較では1017億円の減にもなります。

輸出型製造品が基幹産業である愛知県の構造を、昨年の円高が直撃したかたちです。

(さらに、これからのアメリカの経済政策とそれに伴う為替変動では、

年度内においてどのような変化が起きるのか不確定要因も強い年になりそうです。)

まもなく、20日から始まる2月定例県議会では、

本年度の予算を426億円減額する補正を行い、

本年度の基金取崩しを出来る限りやめて次年度の財源に回す、

2か年での財源調整措置を行い対応していく方針です。

 

歳出の各事業項目については、

2020年の東京五輪や、2027年のリニア開業などの大型プロジェクトに

年次ターゲットを置いた種事業も盛り込まれていますが、

各事業についても、これからの議会で審議を重ねていくことになります。

 

予算委ついては、愛知県のホームページにて公開されています。

ご興味ございましたら是非、こちらからご覧ください。

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/zaisei/h29-tousyo.html


 

22月

交通・地域安全 総決起大会

Posted by nakane on 13th 2月 2017

 

先週末に催されました岡崎市 交通安全・地域安全 市民総決起大会。

時折小雪もちらつく天候でしたが、雪による交通の支障等は無く、ほっと一安心です。

 

式典では、これまで地域の安全・安心にご尽力をいただきました方々の表彰。

心から敬意と感謝を申し上げます。

また今回、県議を代表しての挨拶に立たせていただきました。

週末時点での愛知県の交通死亡事故死者数は18名(全国ワースト2位)ですが、

誰一人として失われて良い命などありませんし、

安心して暮らせる環境は、地域の目・地域の絆で守っていかねばなりません。

今年一年も交通安全・地域安全が成し遂げられるよう祈念して止みません。

 

中央総合公園の入口にあったポスター。

これも岡崎市政100周年記念事業の一環のようです。

もうすぐプロ野球オープン戦を迎える時期になるんですね。

岡崎市民球場での 中日 VS 巨人 は、3月8日(水)午後1時プレーボールだそうです。

 

22月

ノーベル賞 大隅先生の記念講演

Posted by nakane on 12th 2月 2017

 

ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生の記念講演が岡崎市民会館で開催されました。

講演に先立っては、

愛知県学術顕彰が大村知事から、岡崎市民栄誉賞が内田市長からそれぞれおくられました。

 

(講演中の撮影・録画は禁止とのことで、以降写真はありません。)

 

「オートファジー 細胞のサイクルシステム―観る・知る・解く喜び―」と題した記念講演、

自然科学研究機構のシンポジウムという位置づけですが、

冒頭、大隅先生から「今日はなるべく平易に話します。」とあったように、

中学・高校・大学生の招待や、一般申し込み市民の参加を意識いただいての講演。

講演の最後には、

・長い人類の歴史の中で考えよう。

・自分の興味、抱いた疑問を大切にしよう。

・自分の小さな発見を大事にしよう。論文や溢れる情報からではなく、自然現象から出発しよう。

など、科学を志す学生へのメッセージがありました。

 

講演の途中部分、

ATGタンパク質群、オートファゴソーム、P13キナーゼ、PAS、タンパク質の階層性・・・

一生懸命に聞きましたが、オートファジーのしくみについては記述できません (^-^;)

 

講演後には、

会場の中高校生からの質問を受け付ける「大隅先生に聞いてみよう」、

「子どもたちによる研究発表コーナー」では大隅先生からコメントを頂く企画。

それぞれ貴重な体験になったことだと思います。

 

22月

建国記念の日です

Posted by nakane on 11th 2月 2017

今日は建国記念の日。

全国各地でお祝いの行事やパレード等が行われるようになってきましたが、

岡崎は今年で第52回。

総代会が中心となった実行委員会での奉祝祭が毎年行われてきた歴史があります。

私もかつては実行委員の一員でした。

商店街などの道路に国旗がはためく光景も当時はひと苦労でした。

 

さて、今日の式典、

国会議員の先生方から、今上天皇陛下のご譲位を政争の具にしない、とのご挨拶がそれぞれありました。

良かったです。実現を望みます。

私も、県議を代表しての登壇をさせていただいました。

 

式典に続く講演のタイトルは、「国を守るとは何か、尖閣の防衛から考える」。

講師は、元海上保安官 の一色正春氏です。

中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突してきた動画を公開した方と言えば分かって頂けるでしょうか。

「皆さん私がsengoku38です・・・」なんて始まるのかと思っていましたが、

「統治の要件とは何でしょう」、「国の歴史の位置づけとは何でしょう」と、冷静かつ理性的な始まりでした。

 

22月

国家戦略特区

Posted by nakane on 10th 2月 2017

先日開催されました、愛知県主催の国家戦略特区セミナー。

会場は満席、終了後には講師・発表者の方と名刺交換をする姿もあり、

参加された企業関係者の関心の高さを感じるセミナーでした。

 

基調講演のタイトルは「 国家戦略特区を地域の力に」。

講師は、行政改革担当大臣補佐官等を務められた経産省出身の原英史氏((株)政策工房 社長)です。

 

 

つづく、国家戦略特区制度の活用では3事例の紹介。

自動走行の実証について、アイサンテクノロジー(株)MMS事業本部副本部長の 佐藤直人氏。

 

農家レストランでは、熱い語り口の(株)ブルーチップファーム代表取締役、馬場憲之氏。

 

外国人家事支援人材の活用では、(株)ベアーズ副社長の高橋ゆき氏。

高橋氏、話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の家事代行業務監修を担当されたとのことです。

 

22月

打合せ多数です

Posted by nakane on 9th 2月 2017

2月定例県議会の開会を2週間後にひかえ、打合せ等が活発になる時期です。

お昼前の一時は、打合せに使うテーブルがすべて使用中になってしまい、

廊下でスタンディング・ミーテイング(・・・立ち話ってやつですね)で行ったものもありました。

 

写真は、憲法改正を考える議員連盟。

私は副事務局長なのですが、今回は役割の加減で司会進行を務めました。

 

 

22月

時代をあらわす言葉

Posted by nakane on 8th 2月 2017

本のあとがきに興味深いことが書いてありました。

要約すると、

「アメリカで白人ではない大統領が生まれ、

ドイツでは吸収合併された側の東ドイツから女性の首相が生まれた。

世界は多様性を認め、変化を受け入れる時代を迎えた。」

という内容。5年以上前に出版された本でした。

今、振り子が大きく逆に振れたような、対照的な現実があります。

多様性への許容と思われていたのは、

あるべき道徳観への息苦しさだったのかもしれない、とさえ感じられてしまいます。

 

同様に日本でも、「不寛容社会」という言葉を度々耳にするようになりました。

販売員のちょっとした一言が気に障ったのか、お客の態度が急変するデパート売場のはなし、

気難しい患者への対応に人員を割かれる病院のはなし、

年末、除夜の鐘がうるさいという住民の抗議などなど、

事の大小を問わず、その例には事欠きません。

 

「ルール1:お客様は常に正しい。」

「ルール2:もし、そうでないと思ったらルール1を見よ。」

という言葉を思い出させますが、

顧客満足度について、表面的な捉え方の悪例そのままのように感じます。

個人の権利のように捉えられがちですが、ことの本質は社会の道徳観です。

社会を語るときの主語は、「I(私)」が前提になるのか、「We(私達)」なのか。

「自由」は「わがまま」と同義ではありません。

この風潮、日本だけではなく、世界的なものであるようで危惧しています。

 

Categories: その他
22月

ふるさと納税 その2

Posted by nakane on 7th 2月 2017

 

福岡市役所で見つけた、ふるさと納税のパンフレット。

福岡城を復元するプロジェクト、

「福岡みんなの城基金」へ寄付をするふるさと納税。

特典は、福岡城での寄付者の芳名板掲示だけでなく、やっぱり特産品の返礼も付いていました。

 

こちらは、先日訪問した国境の島・対馬市のふるさと納税パンフレット。

対馬空港にありました。

離島の自然に魅了された感動の帰路にある空港で、

そこでの待ち時間に、土産品の横にあるこのパンフレットが目に入ってくる。

送付用の封筒までついており、手に取ったその場で記入して申し込みができる。

なかなか上手い誘導です。

 

 

ついでに・・

これは、福岡市役所1階のロビー。

物産品のショップが設けられていました。こうしたところ、愛知県でも見習いたいと感じました。

 

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22月

福岡に来ています

Posted by nakane on 7th 2月 2017

 

視察が続き、今日は福岡に来ています。

女性の活躍に関する取り組みや、スポーツ世界大会について伺いました。

 

女性が戦力となっているこの企業、

産休を控えた妊娠中の社員には、

「定期検診の待合時間に話しかけてママ友をつくるといいよ。」

「子連れ妊婦さんは先輩ママだから、良い小児科の話とか教えてくれるよ。」

など、妊娠・出産・復帰を体験した先輩ママ社員さんからのアドバイスが詰まっています。

女性に優しい職場が、さらに女性の活躍を招く好循環。

就職面接でも、「母親に勧められて、御社を志望しました」という女性の学生さんがいるのもうなずけます。

人事担当者の本音としては、もっと男性社員が欲しいのだそうですが(笑)

 

今年、愛知県では蒲郡でセーリングの世界大会を予定しています。

その先には2019年のラグビーワールドカップ、

2026年のアジア競技会も視野にあります。

福岡は昨年秋に、

「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会」を開催したばかり。

さらには、ラグビーワールドカップの会場になっている共通点もあります。

ユニバーシアードや世界水泳など、経験豊富な国際大会のお話を伺いました。

 

 

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22月

消耗戦のふるさと納税

Posted by nakane on 6th 2月 2017

「全国自治体の72%が、ふるさと納税の返礼品競争に是正の必要性を感じている。」

やっぱりね!という調査結果ですが、

返礼品の購入費が、寄付額の43%を占めており、

さらに品物の送料や、仲介ポータルサイトへの手数料も加わるといいます。

ふるさと納税を受けた自治体では、

寄付額と比較し、実際に事業に使える税収の伸びは低いことが分かります。

 

ふるさと納税の返礼品として興味深いものも紹介されていました。

「パラグライダーの体験ができる券」は、実際にその土地を訪れる機会を創出しますし、

「空家になっている実家の清掃・維持サービス」という、

ふるさと納税の本来の趣旨を思い起こさせるものもあります。

 

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22月

愛知県児童総合センター

Posted by nakane on 5th 2月 2017

雨です。

モリコロパークの愛知県児童総合センターに来ています。

「こんな施設が岡崎にも欲しい!」

と、幼稚園の園長先生・PTAの皆さんとのお話で出た施設です。

 

・ 雨の日でも子どもが一日中遊べる。広い。

・ 駐車場の台数が多い。園バスで行っても大丈夫。

という説明どおりの施設でした。

スタッフさんは若い方が多いです。大学生さんのバイトでしょうか。

 

館内は、子ども達が走り回っており、

どんなに騒いでも大丈夫という安心感で、親もくつろげます。

粘土でのお面づくりや、館内オリエンテーリングなどもありますが、

カーペットの上では、荷物番をしながら爆睡するお父さん達の姿もあります。

また、乳幼児から小学校高学年(中学生)まで、

幅広い年齢層が遊べるようになっているのも、兄弟のいる家庭には嬉しいところです。

 

この児童総合センターは、愛知万博のわんパク宝島だった建物。

万博当時は、地球市民村のイベントに何度か来た場所。

懐かしいです。

 

22月

節分祭

Posted by nakane on 4th 2月 2017

各地で節分祭が行われています。

写真は、岩津天満宮での節分祭。

境内では梅の花もちらほらとほころび始めています。

神事では、弓をうって鬼を払う「追儺(ついな)の儀」も行われます。

その後、登場するする鬼へ拝殿参拝者での豆打の儀。

祭典に続いては、境内ご参拝の皆様への豆撒き。

宮司・年男・総代・奉賛者が、菓子まきのように小袋に入った豆を撒きます。

 

ご参拝皆様が無病息災でありますように。

 

服部憲明宮司様facebookの写真も使わせていただきました。

以下、そのアルバムです。写真が美しいです。

https://www.facebook.com/119374488135153/photos/a.1369020049837251.1073741924.119374488135153/1369023013170288/?type=3&theater

 

 

Categories: その他
22月

愛知県都市計画審議会

Posted by nakane on 3rd 2月 2017

愛知県都市計画審議会が開催されました。

議題は以下の4項目、

・ 名古屋都市計画区域区分の変更について

・ 尾張都市計画区域区分の変更について

・ 名古屋都市計画及び尾張都市計画新川流域下水道の変更について

・ 尾張都市計画日光川上流流域下水道の変更について

 

また、報告事項として、

「愛知の都市づくりビジョン(案)」についての説明がありました。

これまで、有識者会議で内容の検討がなされてきたもので、

都市計画区域マスタープラン見直し(次回平成30年度末を予定)の方針となるの重要なビジョンですので、

以下の項目について、その方向性を確認(質問)をさせていただきました。

・ 上位ビジョンをはじめ、他のビジョンとの整合性

・ 社会変化や観光などへの考え方

・ 民間活力の活用への考え方

 

 

22月

対馬に来ています

Posted by nakane on 1st 2月 2017

国境の島、対馬に来ています。

国防、インバウンド、離島医療など、複数のテーマをお伺いします。

 

移動のおともは、この本。

江戸時代、対馬藩で朝鮮との外交を担った儒学者、雨森芳洲について書かれた本です。

本当は、雨森芳洲が書いた「交隣提醒」という外交の指南書にしようかと思ったのですが、

漢文読み下しの文章が難しく、きっと寝てしまうだろうと断念。

 

隣国との付き合いは、互いを尊重し文化風習の理解に努めること。

文化に違いはあっても優劣などなく、

習慣の違いから相手を見下したりするのは愚かなこと。

あざむかず争わずの極意、誠信之交隣。

22月

日本一の岡崎城石垣

Posted by nakane on 31st 1月 2017

直線城塁石垣としては日本一の岡崎城。

昨年その存在が確認された菅生川端石垣の現地説明会が、先日29日に行われました。

次回は2月19日です。ぜひぜひ、ご予定ください。

写真は、午前と午後に行われた説明会の休憩時間に訪れた際のもの。

それでも、見学される方は切れ目なく来られており、

石垣ファンの存在を確信するところです。

 

卍などいろいろな種類の印が彫られた石がいくつか見られます。

普請をした武士の目印でしょうか。

 

出土した瓦、陶器類。

瓦の紋は水野家のものですね。

 

岡崎城には、石垣ファン垂涎の見どころがまだあります。

本丸北側にある清海堀り。

松平氏の前に岡崎を治めていた西郷氏の頃からの土塁と言われています。

 

本丸の石垣。これも北側の写真。

階段の先にある大きな石は「鏡石」。

石垣が2段になっているのが分かるでしょうか?

これは豊臣時代、岡崎に入って石都岡崎の礎を築いた田中吉政時代の特徴なのだそうです。

この他にも、

武者返しが無い石垣の積み方をしているなど、様々な時代の特徴が残っている箇所もあります。

ぜひ、探してみて下さい。

 

11月

道の駅 藤川宿

Posted by nakane on 30th 1月 2017

道の駅 藤川宿で、「冬のあったか祭り」が開かれていました。

藤川まちづくり協議会の皆さんも、むらさき麦使用のたこ焼きを売られていました。

アツアツ、トロトロで絶品です。

 

 

他にも手づくり市や、大鍋みそおでんの販売、豚汁の振る舞いなど、様々ありました。

11月

県下青年局長会議

Posted by nakane on 29th 1月 2017

自民党愛知県連青年局の年度替わりとなる、県下青年局長会議が開催され、

新青年局長に岩本たかひろ名古屋市議会議員が選出されました。

会議には、自民党本部青年局長の鈴木けいすけ衆議院議員もご出席をいただき、

「2017-2030 日本のリスクと戦略」 と題した講演をいただきました。

さすが財務省官僚出身だけあって、高福祉・低負担の政策風潮に厳しい話しです。

さて、今期の私は、青年局次長を仰せつかりました。

今期も頑張ってまいります。

写真は、

懇親会に場所を移しての、岩本新局長のごあいさつ。

手前は、笑顔で拍手を送る山本前局長。1年間お疲れ様でした。

 

 

11月

オーバーエデュケーション

Posted by nakane on 28th 1月 2017

幼児教育から大学までの教育無償化を憲法に盛り込むべき、という野党の質問が国会であったとの報道。

安倍首相が憲法改正に前向きという側面でなされていましたが、

私が気になったのは、憲法改正ではなく、大学という点。

さらに言えば、就職という点から見た大学について。

 

大学の授業料が無償化になれば、

奨学金破産の話も、授業料高騰の話も、一気に解決です。

一方で、オーバーエデュケーションの話は、さらに深刻になるだろうと感じます。

オーバーエデュケーションとは、

大学を卒業した人が10人いるのに、企業の大卒採用枠が7人だった場合、

3人は大卒を要件としない採用枠に行かざるをえないことになり、

主に給料などの雇用条件が大学を卒業したことに見合わない状態にあることです。

 

希望する誰もが大学に行け、アカデミックに学ぶことができるのは素晴らしいことです。

今、50%以上ある大学進学率も、授業料無償化になればもっと伸びる可能性もあります。

しかし、大学に進学した人が、研究職に就く人ばかりでは無いことも事実。

就職という点から見ると、大学で学んだ高等教育を活かせる仕事が社会に量的に拡大していることが必要になります。

 

「スタンフォード大学の法学部が、企業の法務や知的財産に強いと言われるように、

大学での教育をもっと企業ニーズに即応した「実学」に変更できるか。」

と、教育関係の方に聞いたことがあります。

「法学部は、法学を体系的に学問するところであって、職業訓練の場にすることは難しいでしょう。」とのお答え。

北野武さんが母親に言われたという言葉、

「工学部を出てりゃ喰いっぱぐれが無いから、大学は工学部でなきゃダメだ」、を思い出しながら、

文系学生の未来はなかなか厳しいぞ、と感じました。

 

また、そもそも、大学が就職へのキャリアパスとして機能し続けるかということもあります。

トヨタさん、デンソーさん、アイシンさんなどには、企業内学園(高校相当)があります。

訪問させていただいた学園で生徒さんから、

エンジニアを目指すという気持ちと、技能五輪の選手になりたいという目標を伺い、

中学生だった頃の自分に、こんな明確に将来を描いて高校進学を考える気持ちがあったかと感じました。

 

Categories: 事業・政策
11月

危ない踏切、愛知は69箇所

Posted by nakane on 27th 1月 2017

国土交通省から、全国の改良すべき踏切529箇所が公表されました。

その内、愛知県内の指定箇所は69箇所。

岡崎市内で5箇所あり、幸田町内での対象箇所はありませんでした。

公表されたのは、いわゆる「開かずの踏切」など、事故の危険や交通に支障がある踏切で、

昨年4月に公表された58箇所(愛知県内なし)につづく第2弾。

今回の指定を受けて、鉄道事業者と自治体は2020年度までに安全対策をとることが義務づけられます。

 

詳しくは、こちらの国土交通省ホームページでご確認ください。

http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000799.html

Categories: 事業・政策
11月

六ッ美商工会 新春講演

Posted by nakane on 26th 1月 2017

岡崎市六ッ美商工会さんの新春講演会。

『金属に魂を吹き込む熱処理 〜知的資産経営への挑戦〜』 と題し、

(株)メタルヒート 代表取締役  原 敏城氏を講師にお迎えしての講演でした。

 

「知的資産」という言葉からは、

特許のことかな?、下町ロケットの佃製作所?と、イメージしてしまいそうですが、

「資産」という言葉が含む範囲はかなり広く、

これまでの培ってきたモノづくりの経験=熟練の職人さんの存在や、取引先とのつながりもこの範疇に入ります。

メタルヒートさんが知的資産経営として行ったのは、全社員で企業理念をつくりあげられたこと。

100本ノックとして全社員で経営資源を洗い出し、まとめて行く過程から、

何を強みとして企業戦略を立てるか、顧客から何を求められているかを、社員全員で明確化できたのだそうです。

 

11月

鉄道が気になっています

Posted by nakane on 25th 1月 2017

昨日の議連設立に関連して、鉄道に対して気になっていることを少し書いてみようかと思います。

 

リニア中央新幹線の名古屋駅工事が、昨年12月起工式を終え、始まりました。

目下のところ、愛知県の交通政策目標は、名古屋駅まで40分圏域の拡大。

車と電車を組み合わせて名古屋駅まで何分で行けるかが焦点になっています。

 

一方であるのは、不採算路線の縮小・廃止。

私は、自民党県議団で山村離島振興議連の事務局長というお役をいただいています。

佐久島は、映画・名探偵コナンの舞台ともなるアート事業や、クラインガルデンなどの来訪&滞在事業など、

離島振興として注目の事業をいくつも行ってきています。

しかし、同時に出される言葉は交通ルートの不便さ。

渡船のある三河一色まであった名鉄三河線(海線)が廃線になった話です。

日常では車の方が便利です。でも、公共交通としての電車は地域にとって必要です。

 

この話とも呼応するような発表が、昨年11月にありました。

JR北海道が、全路線の約半分にわたる1万2千km以上を、JR単独では維持困難としたことです。

列車の高速走行を可能にするには、線路のゆがみなどを修正するメンテナンスが必要で、

これには予算全体の2割以上の費用が掛かるのだそうです。

列車の高速化 → 相次ぐ不祥事と事故 → 経営のひっ迫 → 保線(メンテナンス)費用の縮減

→ 列車速度を落とす → 移動に時間がかかる → 利用者の自動車への転換が進む

→ 経営の更なるひっ迫化

この負のスパイラルと、札幌一極集中の加速化が、この発表の背景にあるのだとされました。

マスコミ各社がざわめき立って報道したのも、

経営収支の見込みが甘かった第三セクターや、私鉄の損切りの話題ではなく、あのJRが発表したということ。

さらに、人口減少を迎えた日本が抱える課題の先鋭的な露見だという「におい」があったからだろうと思います。

インフラの保守整備と、鉄道運行の運営とを分けて考える「上下分離方式」も、

これから各地で本格的な試行錯誤がなされるのだろうと思います。

 

社会課題は常に、遠いところ、小さいところ、弱いところから顕在化します。

都会の人間が対岸の火事と無関心のうちに、里くだりを起こし、攻め寄せてきます。

また一方で、鉄軌道には「まち」をプライド付ける力があります。

東日本大震災後、ドラゴンレール(大船渡線)再開への取組はその最たる例です。

代替バスの費用は、鉄道(レールメンテナンス費用まで含めた場合)より、

一桁も安くすむという試算があるそうですが、

鉄軌道は、それ自体が、「まち」=即ちそこに暮らす人々に、

能動のメッセージを送り続ける動脈のような存在ではないかと思います。

 

明治初期(=国家の体制・財政がまだまだおぼつかない時期)、

社会資本への投資シェアにみる鉄道への割合は実に77%もありました。

新橋~横浜間を、日本ではじめて蒸気機関車(陸蒸気)が走ったのは明治5年、

その17年後には新橋から神戸までが線路でつながり、

更にその2年後には青森までが繋がるというスピードで、全国に鉄道網が展開しました。

時代背景としては、西洋列強の植民地拡大に対抗する必然性(=兵隊の高速・大量輸送)もあったと思います。

しかし、ここで比べてみたいのは、未来に対する私たちの心構え。

 

天皇陛下の教育掛を務められました小泉信三氏の言葉を引用します。

「吾々はこの日本の国土を祖先から受けて、子孫に伝える。

鴎外が生まれたままの顔をもって死ぬのは恥だと言ったと同じように、

吾々もこの国土を吾々が受け取ったままのものとして子孫に遺すのは恥じなければならぬ。・・・

少なくとも吾々の目で見、手で触れられるこの国土の山川草木を、

受け取ったそのままの形で子孫に遺すのは不面目なことではないか。

吾々はそれを前代から受け継いだよりも好いものとして、これを次代に引き渡さなくては済むまい。」

公器としての社会を受け継ぎ、次代へわたしていく我々の、矜持といっても良いかもしれない内容です。

 

文章だけの長いブログになりましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

11月

愛知環状鉄道の議員連盟が発足

Posted by nakane on 24th 1月 2017

 

愛知環状鉄道 (愛環) 沿線4市の市議会議員、県議会議員でつくる議員連盟が立ち上がりました。

愛環は、愛知県、トヨタ自動車、沿線自治体である岡崎市・豊田市・瀬戸市・春日井市の4市で構成されている第三セクター。

これまでの県議・市長でのやり取りに、沿線市議会も加えたいという動きがようやく実現したわけです。

岡崎市議会議員選挙が昨年10月にあったこともあり、

3市には立ち上げのスタートを待っていただいたような状況でもありました。

 

また、利便性向上と表裏一体にあるのは、利用者の増加を図っていくことの重要性。

北野枡塚駅が最寄駅の三菱自動車を母体とされる原田のりつぐ市議が、

今期、岡崎市議会の議長になられたことも、きっと星回りなのだろうと思います。

 

利便性向上への設備投資には、当然ながら費用がかかります。

第三セクターの優等生と言われているものの、

旧岡多線から引き継いだ老朽化した施設設備の更新をしながら運営には苦しさもあり、

新たな投資には沿線市の費用負担も含めた理解が必要になるのも事実です。

まずは、愛知県下でICカード乗車券が使えない唯一の路線となってしまった愛環が、

2019年ラグビーワールドカップで混乱を招かないようにすることは急務のひとつ。

 

その先には、

JR中央本線と東海道本線という、JR本線同士をつなぐラダー路線という性質を発揮した高速化や、

リニア時代を見据える中での、災害時のBCP(事業継続計画)機能の確保などもあります。

先人の財産を受け継ぎ、未来に向けた投資を行っていくこと、

我々には、行わなければならないことは沢山あります。

11月

消防のマーク

Posted by nakane on 23rd 1月 2017

消防のマーク(消防章)にいろいろ種類があるという話。

 

不審者にならないよう、署員の方に事情?をお話してから消防署の車庫へ。

まず、のっけから、

消防本部のマークは、中心に岡崎市の市章があしらわれています。

アップしてみると、こんなです。画像が荒くてすみません。

消防、救急の各車両についている消防マークを見てみると2種類ありました。

 

消防庁からの借与を受けている、支援車 Ⅰ 型 、レッドサラマンダーは、2台とも一番下のマークでした。

何かしらの基準があるのかもしれませんね。

 

ネットで少し検索してみると、

消防章は、雪の結晶の拡大図をもとにして、

日章(太陽)を中心に、水管(ホース)、管そう(筒先)、放水の水柱を配置するとのこと。

 

写真3つを比べてみると、

消防本部のマークについても、中心部以外も全体にデザインが他の2つと異なっています。

細かい意匠には自由度があるのかもしれません。

新しい発見でした。

 

Categories: その他
11月

新年交礼会ありがとうございました

Posted by nakane on 22nd 1月 2017

昨日開催をいたしました、2017年  中根よしたか新年交礼会に、

たいへん多くの皆様にお越しをいただき、誠にありがとうございました。

今年一年も尚一層の精進を重ねてまいります。

今後とも、ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

また、開催につきまして頂戴いたしました改善点につきましても、

次回に役立てて行けるように努めてまいります。

ありがとうございました。

 

写真は、藤川政人県連会長のFBより

 

11月

人工知能の可能性

Posted by nakane on 21st 1月 2017

 

 

幸田プレステージセミナー、今回のテーマは「人工知能は世の中をどう変えるか」。

講師は、前人工知能学会会長、はこだて未来大学副理事長・教授の松原 仁先生。

 

人工知能=AIは、昨日の安倍首相施政方針演説、石原大臣経済演説でも取り上げられている、今まさに注目の分野。

人工知能には、かつて2度の研究ブームがあり、「鉄腕アトム」実現への期待と、失望との交錯だった研究の歴史。

今回、3回目のブームがこれまでと少し異なるのは、

囲碁や将棋の世界で、人工知能が人間を追い越した、いわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えたところにあります。

 

また、これからレベル4と言われる、自動車の完全自動走行技術が、

どれくらいのスピード感で、どこまでの技術に進歩していくのか。

さらに、社会実装がどのように進んでいくのか、興味は尽きません。

 

講演の後には、松原先生との名刺交換会が開催されました。

企業関係者とのマッチングを図り、次の成長へとつなげていく、幸田町の強い姿勢を感じました。

 

11月

1/20は、あいち消防団の日

Posted by nakane on 19th 1月 2017

1月20日は、あいち消防団の日です。

昭和23年1月20日に愛知県消防協会が設立されたことにちなんで、平成25年に制定されました。

今年は、この日から、

「あいち消防団応援の店」事業がスタートします。

消防団員の団員証を提示すると、お店でそれぞれの特典を得ることができるこの事業、

現在約90のお店が参加されており、今後もさらに増えていくことだと思います。

すでに、各市町村や国でも同様事業は始まっております。あわせての活用をください。

 

 

消防団のPR活動写真を追加更新です。

団員の皆さんお疲れ様でした。

 

 

11月

幸田町商工会 新春講演

Posted by nakane on 18th 1月 2017

幸田町商工会さんの新春講演会。

前半は、公正取引委員会さんから、

商取引における 「消費税の転嫁拒否に関して、その主な違反事例」 のおはなし。

違反行為のほとんどは、消費税率が上がっても 税込み価格の据え置きを強要する 「買いたたき」と言われるもので、

具体的な事例では、誰もが知る有名なところの話もありました。

「公正取引委員会は、情報提供者を必ず秘密にして守ります。」

 

後半は、経営コンサルタントの加藤さんから、

「将来の増税にも負けない経営力強化」の講演。

消費者意識の変化とともに、消費税率引き上げに伴う軽減税率対象品目について。

軽減捩率の対象となる品・ならない品が混在するときの請求書(インボイス)の書き方や、

対応レジ導入への補助金などについての詳しい説明。

 

平成31年10月に延長されたことから、消費税率の引き上げはまだまだ先という感覚ですが、

機器材の更新という企業人の視点からは、もう計画や対応段階に入っているのだと、改めて感じました。

 

11月

自民党県連青年局

Posted by nakane on 17th 1月 2017

1月28日の自民党県下青年局長会議を控えて、本年度最後の役員会。

次期人事について役員会了承もいただき、幹事長の職務もほぼ終了と言えそうです。

一年間、補佐役をいただきました杉浦久直市議、ありがとうございました。

また、今回の役員会で5名の新役員を承認しました。

・田中泰彦氏(県議、前県連青年部長、36歳)

・野本 篤氏(岡崎市議、41歳)

・柴田康徳氏(大見正代議士秘書、43歳)

・林田 要氏(碧南市議、40歳)

・小林晃三氏(碧南市議、43歳)

役員会に続いての研修会は、「日本の心に学ぶ!」の第三弾。

声楽家の井原義則先生をお招きして、本気で国歌・君が代を歌い上げました。

異色の研修ですが、とても新鮮、かつ気持ちが良い。

県下青年局長会議では、

恥ずかしがらずに思い切って声を出すこと、という先生のアドバイスの通り、

研修のメンバー全員で歌えるハズです。

 

写真は、県庁近くの道路工事の様子。

舗装の打ち替えで削られた下には石畳の路盤が。

しかも放射線状に並べられた石がきれいです。

日本近代化の歴史がこんなところにも眠っているんですね。

 

Categories: 自民党
11月

1/21新年交礼会を開催します

Posted by nakane on 16th 1月 2017

中根よしたか新年交礼会を今年も開催いたします。

米国大統領の就任日、日本の国会召集日がともに 1月20日予定と報じられ、

トランプさん、安倍首相の発言が注目をあびるその翌日、

1月21日(土)での開催です。

今年のゲストは、鴻池 祥肇(こうのいけ よしただ)先生。

どんな新春講演となるのか・・・楽しみです!!

年始ご多用の折とは存じますが、ぜひともご参加くださいませ。

 

【2017 愛知県議会議員 中根よしたか新年交礼会】

日時/ 1月21日(土) 午後2時より

場所/ 岡崎市中央総合公園 武道館 (岡崎市高隆寺町峠1)

会費/ 1000円 (ノンアルコール立食パーティーを行います)

※ 当日の参加者受付も設置いたしますので、お気軽にお越しください。

 

11月

雪です。大雪になりそうです。

Posted by nakane on 14th 1月 2017

子どもの冬休みの目標は「雪の結晶を調べる」でしたが、雪を見ることなく終わってしまいました。

今日はこの冬初めての雪。

子どもにとっては、雪の結晶をやっと自分の目で観察することができる機会でした。

 

写真は、雪の結晶・・・なのか??というもの。

昨年11月の関東、気象庁の方の呼びかけに沢山の雪の結晶写真が集まった・・・というので、

今のカメラやスマホなら簡単なんだろうと思いきや。。

難しいです。接写モードにしていてもピントがあいません。

フリースの糸くずははっきり写っているのに、肝心の雪がボケボケって・・・!!

という写真が多くできました(T^T)

 

夜、雪が積もりはじめた橋の上。

前を走る車、数台が突然ブレーキ。焦りました。

前でスクーターが転倒ようでした。事故にならず、皆が止まれて良かった。

雪はこれから更に降りそうです。明日の朝は時間の余裕をもって、充分に気をつけて行きましょう。

 

Categories: その他,家族
11月